今のジャンプでは掲載不可?『ぬら孫』男性読者を虜にしたセクシーキャラ・羽衣狐
今のジャンプでは掲載不可?『ぬら孫』男性読者を虜にしたセクシーキャラ・羽衣狐 (C)PIXTA
2008年から2012年まで『週刊少年ジャンプ』で連載された妖怪任侠漫画『ぬらりひょんの孫』。数多くの人気キャラが登場した同作だが、その最大の功績とされているのが羽衣狐だ。一体彼女のどんなところが、読者たちの心を鷲掴みにしたのだろうか。
妖艶すぎるオリジナル妖怪・羽衣狐
「ぬらりひょんの孫」は、大妖怪ぬらりひょんの血を4分の1だけ受け継ぐ少年・奴良リクオを主人公とした物語。リクオが「奴良組」の三代目として妖怪の世界と向き合い、成長していくストーリーが描かれている。
明るく愉快な妖怪たちや戦闘に長けた妖怪など、さまざまな妖怪が描かれた同作だが、とりわけ特殊な需要があったのが羽衣狐。あまりにセクシーだったため、多くの少年たちの性癖がゆがむキッカケになってしまったのだ。
羽衣狐は、九尾の狐をモデルとして考案されたオリジナル妖怪。京の妖怪たちを束ねる大妖怪として登場し、リクオたちを苦しめることに。物語中盤までは大ボス的立場の敵キャラだったが、その後もたびたび姿を現し、ファンたちを喜ばせた。
その特徴は、人間に憑依し、転生・復活できるという性質にある。外見は憑依している人間そのものになるのだが、作中では山吹乙女の姿を借りた女子高生の令嬢になっていた。真っ黒な長髪にロングスカートのセーラー服、黒のストッキングという、ダウナーで妖艶なビジュアルには、時代を感じさせない魅力があふれている。
とはいえ、もちろん羽衣狐の魅力はビジュアルだけではない。
頻繁に描かれる“マッパ”に百合疑惑も…
しかも羽衣狐はなぜか作中にて、たびたび全裸で登場してくる。過去の宿敵であったぬらりひょんと現代で対峙するときも全裸、アニメのOPでも1人だけ全裸で登場し、ベッドで目覚めるシーンもやはり全裸だった。
そして第120幕『輪廻の環』では安倍晴明をその身に宿し、「あぅん」というセリフで陣痛をこらえる姿が描かれるなど、とにかく妖艶なシーンが多い。いずれも少年誌に掲載されていることが不安になるレベルの表現であり、“読んでいないフリ”をするピュアな少年読者も多かったのではないだろうか。
さらに羽衣狐にはお得なことに、百合疑惑も存在する。腹心の部下の1人として、狂骨という幼女の姿をした妖怪が出てくるのだが、彼女は羽
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