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オタクのせいで声優業界が悲惨に…現役声優も苦言「アイドル化がすごい」

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芸能情報
(C)Asier Romero / Shutterstock
『タッチ』の上杉達也や『キテレツ大百科』のトンガリを代表作に持つレジェンド声優・三ツ矢雄二が、現在の声優界の不健全性を指摘し、話題を呼んでいる。
三ツ矢は11月23日生配信の『アベプラ』(ABEMA)に、メンタル不調での活動休止者が続出する声優界を考えるゲストとして登場した。
まず「今みたいに全ての声優さんが歌を出し、踊り、芝居もして…みたいなことは、僕たちの時はなかった」と語ると、「それが変わったのは2.5次元ミュージカルが流行り出した頃と、深夜アニメが増えたこと」と声優の〝アイドル化〟を指摘する。
続けて、「『声で芝居をする職業』という部分が二の次、三の次になってる」「オーディションすると、『あなたはグラビアに出られますか?』『歌を歌えますか?』と聞かれる。それができない人はキャスティングされないことも」などと現状を分析。
同じくベテラン声優の榎本温子も、「だんだんアニソン歌手から声優が歌う文化になってきて、今はアイドルグループを組んでいる」「男性声優もアイドル化がすごい。ちょっと下の世代の子に聞くと、アイドルを5つやっていて、『少ない方だ』と言う」などと三ツ矢に賛同した。
そして、こうした不適切な現状について、三ツ矢は「声優ブームが一旦収まることが必要」「聖子ちゃんや明菜ちゃんのアイドルブームは一度去った。同じように、アニメ・声優ブームも落ちつくか去っていかないと、やはり新しいシステムは成り立たない」と持論を展開する。
声優業界の不健全性はオタクのせい!?
また、三ツ矢は「今30代や40代で残っていられる声優さんは先があるけど、20代でバタバタしている新人の声優さんはある意味、明日がない」「今のブームになってから、アニメや洋画の声優、ラジオのDJなど『マルチに活躍したい』って判を押したように言ってみんな入ってくる。そういう仕事があればやって、自分の首を締めちゃって自滅する」と、声優の〝マルチ化〟に警鐘を鳴らす。
「1回これをチャラにして、『声優は裏方で芝居をする。そのキャラクターを生かしていく仕事なんだよ』という根本に、使う側も戻ってもらいたい」と訴えかけた。
この指摘に、ネット上には
《出演したキャラのイメージを崩さないために顔出しNGにしてる声優さんは職人だわ》
《声優なんて使い捨ての道具だ 

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