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12月1日、毎年恒例である『ユーキャン新語・流行語大賞』の2022年版が発表された。
今年度の大賞に選ばれたのは、プロ野球・東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手を指した『村神様』。
今シーズン、日本人新記録の56本塁打を放ったほか、史上最年少・球界18年ぶりの三冠王を獲得するなど大活躍したため、ファンの一部が使い始めた尊称が受賞に至った形だ。
しかしこの言葉、大衆はおろか、野球ファンでも用いていたのは一部で、多くの国民にとっては耳慣れないフレーズだろう。
また、昨年の大賞が大谷翔平選手の『リアル二刀流 / ショータイム』だったことから、2年連続で野球関連という〝野球偏重〟ぶりも浮き彫りになっている。
野球関連のフレーズばかり選出し、世相や流行を全く反映できていない姿勢に、ネット上には
《なんで誰もが納得しないものを選ぶの? もうやめちまえこんなの》
《毎年野球じゃん。もう野球流行語大賞に変えればいいのに》
《そもそも今どき野球が流行語なわけない。昭和の感覚》
《老害たちが集まって自己満で勝手に流行語決めてるの笑えてくる》
《「村神様」なんて初めて聞いた言葉が大賞に入ってるのは初めて…。野球ネタ多すぎ》
など、かなり厳しい意見が噴出。疑問や不満が後を絶たない。
『トリプルスリー』『神ってる』…野球偏重か
「そもそも、選考委員は流行に疎い高齢者で、この賞は矛盾の見本市のような状態。〝看板に偽りアリ〟のため、椎木里佳が選ぶ『JK流行語』の方がまだ世相を反映しています。きちんとしたメンバーに刷新しないと、このままではモンドセレクション並みに受賞しても価値がない賞に成り下がるでしょう」(総合誌編集)
だが、最も酷かったのは2015~16年の2年間だという。
「15年は『3割・30本・30盗塁』が球界史上初の同時達成されたことから、この記録を指す『トリプルスリー』が大賞に。16年には、25年ぶりに優勝した広島東洋カープの主軸打者・鈴木誠也選手の活躍を表した『神ってる』が大賞になりました。しかし当時も、国民から『初めて聞いた』『全く流行っていない』『PPAPの方が流行った』などの批判が噴出し、選考委員と世論のズレ、野球に偏重した時代遅れ感が白日の下に。これで日和ったのか、翌17年は『インスタ映え』とい
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