一歩“現役復帰”への第一歩?『はじめの一歩』1389話でまさかの世界戦デビュー決定
『はじめの一歩』135巻(森川ジョージ/講談社)
7月20日発売の『週刊少年マガジン』34号に、長寿ボクシング漫画『はじめの一歩』の第1389話が掲載された。リカルド・マルチネスとウォーリーによる世紀の一戦に、幕之内一歩が意外な形で参戦することが決定。読者から驚きの声が上がっているようだ。
※『はじめの一歩』最新話の内容に触れています
試合前の会見を終えて両陣営が引き上げる中、一歩はウォーリーのトレーナー・ミゲルからセコンドとしてリングに上がるように依頼される。想定外の出来事だった上、世界戦での経験もないことから断ろうとしたが、すでに申請済み。鴨川会長にも許可を取ったと説得されてしまう。
それでも一歩は勝手すぎると辞退しようとするのだが、ウォーリーとミゲルの残念そうな顔を見て、渋々引き受けることに。セコンドという形で、まさかの世界戦デビューが決まるのだった──。
一歩はもともと見学目的で戦いの舞台となるメキシコを訪れていたはずだったが、どういう思惑かミゲルの判断で陣営入りが決定。形式は違えど、一歩はふたたびリカルドとリングで相まみえることになる。
そんな展開に、一歩と同様にファンも騒然。《いきなり世界戦のセコンドって…》《このタイトルマッチのセコンドをやることでリカルド攻略法とか見つけちゃったりして…》《一歩がウォーリーのセコンドつくって激アツの展開じゃん!?》などと、驚きの声が続出しているようだ。
引き伸ばし展開の予感も…
しかしその一方で、一歩が試合に絡むということで《引き伸ばすつもりだな》と懸念する読者も。たしかに、形はどうあれ一歩が関わる試合は、なぜかスローテンポで進行していく印象だ。
たとえば、直近で描かれた“死神”こと間柴了の世界前哨戦。一進一退の攻防が延々と続き、その都度一歩が解説したり、リアクションをとったりする展開が、10週以上にわたって繰り返された。そもそも、いつまで経っても何かと理由を付けて復帰しない一歩の存在そのものが、引き伸ばしの権化みたいなものだが…。
とはいえ、今回の一戦が長尺になるとすれば、それはある意味ウォーリーが善戦するということ。あるいは、絶対王者であるリカルドの試合が数カ月間見られると考えても、それはそれでファンにとってはお得かもしれない。
いずれにせよ、一歩が関与することで戦況にどんな影響を及ぼすのか気になるところ。ボ
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