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日本野球はもうオワコン? 醜態を晒し続けた2022年を振り返る

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芸能情報
(C)Krakenimages.com / Shutterstock
世界中がサッカーワールドカップに夢中となり、サッカー一色に染まった2022年。それに対し、野球がこれほどまでに哀れだった年はないだろう。
2022年の野球界は、例年にも増して話題が目立った年。しかし冷静に見れば、大したことないことを大げさに言っているばかりか、ゴリ押しに過ぎなかった。
「最たる例は、国民から『流行ってない』と総スカンを食らった流行語大賞〝村神様〟こと村上宗隆選手でしょう」(スポーツ紙記者)
東京ヤクルトスワローズの村上選手はシーズン56本のHRを放ち、王貞治氏が保持していた日本選手記録の55本を58年ぶりに更新。マスコミは大騒ぎし、ついには流行語大賞まで獲得した。
しかしこの記録、実はプロ野球では歴代2位。歴代トップは、2013年に同じくヤクルトのバレンティン選手が記録した60本なのだ。
「要は、マスコミは野球を話題にして盛り上げるべく、条件を持ち出すことで、さも大記録かのように喧伝していたのです。
正直に『歴代2位』と伝えず、細々した条件をつけることで新記録と言うあたり、どんな手を使ってでも大げさにしたい卑しさを感じますね」(スポーツジャーナリスト)
予備校講師の林修先生は、2022年12月11日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)で、この件に苦言した。
「プロ野球のHR記録はバレンティンですから」「日本のマスコミの伝え方は、いろいろ僕は考えさせられております」などと話している。
偽りの新記録、ゴリ押し流行語、運の完全試合
もうひとつ、2022年の野球界には大げさな報道があった。シーズン序盤に達成された、千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希投手の完全試合だ。
「完全試合は28年ぶりとあってマスコミはお祭り騒ぎでしたが、実はこの試合、対戦相手のオリックス・バファローズではコロナのクラスター感染が発生。前日の試合でHRを打った佐野皓大選手、HR王獲得歴もある強打者・T-岡田選手、中軸打者の宗佑磨選手ら主力がごっそり欠場し、二軍状態での戦いを強いられていました。
フルメンバーであれば、1安打放って記録阻止くらい朝飯前だったでしょう。そもそもこの試合、同じくクラスター発生の『横浜DeNAベイスターズ』は試合が成立しないと中止になっていましたから、強行したこと自体が疑問ですね」(同・ジャーナ

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