『にじさんじ』運営が海外で炎上! ライバー解雇をめぐる告発に「完全にブラック企業だ」
『にじさんじ』運営が海外で炎上! ライバー解雇をめぐる告発に「完全にブラック企業だ」 (C)PIXTA
昨年6月に東証グロース市場上場を果たし、ますます躍進を続けるANYCOLOR株式会社。しかし同社が運営する人気VTuberグループ『にじさんじ』をめぐり、海外では炎上騒動が巻き起こっているようだ。
その火種になったのは、とある人物による内部告発の文章だった──。
「NIJISANJI EN」のライバー解雇騒動
騒動の発端は、3月10日にまでさかのぼる。その日、ANYCOLORは、英語圏で活動する「NIJISANJI EN」のメンバー、Zaion LanZa(ランザー罪恩)の契約解除を発表した。
「NIJISANJI EN」公式ツイッターの報告によると、「当社との間で締結した所属契約及び当社所属ライバーとして遵守すべき活動ルール」に違反したことが理由とのことで、実際に問題となった言動も列挙されている。
pic.twitter.com/qM4hXMqARU
— NIJISANJI EN Official (@NIJISANJI_World) March 10, 2023
その時点ではANYCOLORの判断を支持する声が多かったが、後日ランザー罪恩の“中の人”と見られる人物が告発文を投稿したことで、旗色が変わりつつある。
One Girl’s Story(とある少女の話)と題されたその文章は、「数々の間違いを犯してしまい、ネットに悪者として晒され、いじめられ、精神的な病にも陥りながら、ただ、どこかに居場所を求めた少女です」という一文から始まる。
そしてそのうえで、契約解除の声明で「違反事項」として書かれていた内容などについて、ランザー罪恩側の視点から数十ページにわたって釈明するものだった。
とある少女の話https://t.co/IyP4DA2AcU
— Sincro//Nisity🔩 (@SayuOkami) May 11, 2023
“ライバー任せ”の姿勢が裏目に…
あまりに長大な内容になるため、かいつまんで説明すると、ランザー罪恩と「NIJISANJI EN」のスタッフの間にはさまざまな行き違いが存在したようだ。
権利許諾を受けていない楽曲の使用や、機密情報の漏えい、人種差別及び性暴力に関連する発言など、多
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