亀梨和也 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
流行にすぐ飛び付き、すぐに飽きては次の流行に乗り換える人が多いのは、いつの時代も変わらない。その困ったミーハーっぷりが、現在〝ある調味料〟に向けられている。その調味料とは、和食に欠かせない万能な味付けの味方・めんつゆだ。
パンケーキやタピオカやマリトッツォなど、派手で横文字なものに群がってきた人たちの習性からすると、これはかなり意外なブームに思えるだろう。だがそこには、欲求をくすぐる〝あるきっかけ〟があったのだ。
「8月23日、『KAT-TUN』の亀梨和也が、自身がMCを務める『一撃解明バラエティ ひと目でわかる!!』(日本テレビ系)で紹介したのです。亀梨は岩手県にある『佐々長醸造』のめんつゆを10年以上も愛用しているとのことで、本人が岩手の工場を訪問。製造法から歴史に至るまでを長時間にわたって特集しました」(週刊誌記者)
番組内の亀梨はわざわざタキシードの正装で店舗を訪れ、その愛を熱弁し、10年以上愛用している御礼を社長に述べていく。この10年、メンバーの脱退やグループの活動休止などさまざまなことがあったが、そんな辛い時も、このめんつゆに支えられたのだと言う。
メーカー公式サイトで販売制限を告知する事態に
「このめんつゆは放送中からSNSですぐさま話題になり、メーカー公式や各通販サイトでは売り切れが続出。翌日からも、実店舗での売り切れ報告がSNSで相次ぎ、あまりの好評に『佐々長醸造』は《ご注文が大変殺到し、製造可能な範囲を大きく上回っております》との声明を掲載。販売制限を設けました。私も取り扱いのある『そごう』系列を何店舗か回りましたが、同社の醤油が残っているくらいで、めんつゆはどこにも無かったですね」(グルメライター)
製造方法にこだわり、包装も高級感があるため、同社のめんつゆはスーパーの市販品に比べると、かなり値段がお高い。しかし、それでも品切れが続出する〝亀梨効果〟はさすがの一言で、放送2週間以上が経つ今なお、ネット上では
《テレビってオワコン言われるけど、まだなんだかんだで影響力あるよね 夕方のニュースで放送してるお店とかも公式HPその場で見ると、アクセス集中で繋がりませんてなるし》
《たまたまテレビつけたらこの番組がやっててなんとなく見て、すごく美味しそうだから私も欲しくなった》
《本当に亀梨このめんつゆ大好き
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