『HUNTER×HUNTER』ジンに繋がる重要人物!? 新人つぶし・トンパ実は有能説
『HUNTER×HUNTER』37巻(冨樫義博/集英社)
『HUNTER×HUNTER』のトンパといえば、ハンター試験編の序盤に登場したキャラクター。出番が一瞬で終わった使い捨ての“モブ”に見えるが、実はとある面があらためて注目を浴びている。「作中ハンターほぼ全員と面識ある」説が提唱されているのだ。
ハンター試験を極めた大ベテラン
トンパはハンター試験に長年参加し続けている人物だが、その異名は「新人つぶし」。はなから試験に合格する気はなく、あの手この手でハンター志望者の足を引っ張ることを生きがいとしている。
作中ではゴンやキルアたちに下剤入りのジュースを飲ませようとしたり、「多数決の道」の試験で意図的に仲間割れを誘発させようとしたりと、えげつない手口を披露していた。
結局、ゴンたちの参加した第287期試験でも4次試験で敗退したが、それは合格よりも「新人つぶし」を優先した結果らしい。
このトンパだが、単行本1巻で本人が語った自己紹介によれば、「10歳から もう35回もテスト受けてる」とのこと。ハンター試験は年に1度しか開催されないため、少なくとも44歳以上であり、第253期試験以前から参加していたことになる。
そんなハンター試験の大ベテランだが、気になるのは他のハンターライセンス保持者との関係性。よほどの高齢でなければ、トンパと同じ試験に参加していた可能性が高いからだ。
ジンや「十二支ん」とのつながり
たとえばゴンの父親であるジンは、作中ハンターのトップ格としてお馴染み。
ハンター試験に合格したのは20年前、11歳の頃だったとされているが、おそらくトンパも同じ試験に参加していたことだろう。しかもすでにハンター試験15回目の大ベテランとして、だ。
また、ハンター協会の重鎮である「十二支ん」のメンバーたちも、多少の差こそあるものの、ジンと近い年に見える人物が多い。
となれば、彼らがハンター試験を受けた際にも、トンパが参加していた可能性が高いはずだ。
とくに見た目が若いカンザイ、チードルなどは、確実に時期が被っていたのではないだろうか。
また、ハンター試験編に登場した現役ハンターの試験官・メンチは、おそらく20代前半。トンパは彼女が生まれる前から試験を受け続け、後には試験官となったメンチと再会を果たすことになったわけだ。
彼らの中には、「新人つぶし」としてのトンパと出
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