『水星の魔女』も覇権候補から脱落?『チェンソーマン』に続いて評価ダダ下がり
『水星の魔女』も覇権候補から脱落?『チェンソーマン』に続いて評価ダダ下がり (C)PIXTA
シリーズ初の女性主人公を起用し、大きな話題を呼んでいるアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』(TBS系)。2022年秋アニメの“覇権候補”という呼び声も高かったが、その座から陥落しそうな空気が漂っている。
新時代のガンダムならず?
「水星の魔女」は水星生まれの少女、スレッタ・マーキュリーが主人公の物語。次世代の「ガンダム」として、女性主人公の起用や同性愛要素の匂わせなど、目新しさで視聴者を盛り上げた。
だが、12月11日に放送された第10話『巡る思い』が物議を醸してしまうことに。
スレッタは、彼女を“花婿”候補としたミオリネに温室管理の仕事を任され、信頼に応えようと張り切っていたのだが、突然その管理を業者に回されてしまう。
もともと内向的で気弱なスレッタは、自分が「いなくてもいい」存在なのではないかと胸を痛めることに。傷つくスレッタに、ミオリネが素っ気なく対応したこともあり、2人の間に亀裂が生じたのだ。
ただでさえスレッタとミオリネの間には、さまざまな男性キャラクターが“挟まる”展開があり、賛否両論。さらにミオリネの無愛想な性格が悪目立ちし、2人を応援していたファンは裏切られたような気持ちになったらしい。
ネット上では、《今1番嫌いな女キャラはミオリネかもしれない》《ミオリネさん性格悪い今んとこ嫌い》《スレッタは段々かわいく見えてくるのにミオリネどんどん嫌いになってく》といった声が吹き上がっている。
秋アニメは「きらら」一強に?
こうした反応は日本のファンに限らないようで、海外のレビューサイトなどでも、ミオリネを批判するようなコメントが数多く投稿されている。「水星の魔女」人気に急ブレーキをかける要因となるかもしれない。
そもそも今期のアニメは、「水星の魔女」に加えて『チェンソーマン』、『ぼっち・ざ・ろっく!』の3作品で覇権争いが繰り広げられると予想されていた。
ところが「チェンソーマン」は前評判の高さにかかわらず、原作の解釈をめぐって賛否両論。
代わりに話数を追うごとに盛り上がってきたのが、「ぼっち・ざ・ろっく!」だ。
海外の大手レビューサイト『MyAnimeList』では、現在放送中のアニメランキングで「ぼっち・ざ・ろっく!」が「チェンソーマン」を追い抜いたことが話
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