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10月3日放送の『激レアさんを連れてきた』(テレビ朝日系)に、都内を中心に看板を乱立させている「きぬた歯科」の歯科医師・きぬたさんが登場。看板にかける熱い思いを語った。
都内を自動車で走行する人ならば、一度は「きぬた歯科」の看板を目にしたことがあるだろう。
ピンク・黄色・黒と種類があり、その数は全部で約240カ所。番組では〝看板男〟の軌跡をたどっていく。
きぬたさんは、首都高速道路にあった企業の看板を見て、「光に照らされた看板の威容さに圧倒されまして。社会的に成功するってこういうことなのかなって異常な憧れがあった」と看板に取りつかれたキッカケを明かす。
当時まだ浸透していなかったインプラントのスペシャリストとして、月100件の予約、14人の歯科医師を抱えるほど大繁盛するが、2012年1月に放送されたNHK『クローズアップ現代 ―歯科インプラント トラブル急増の理由―』の影響で、予約数が激減。月2件の予約が半年ほど続き、当時の心境を「最高の怖さでした」と振り返る。
そんなとき、広告費を見直してあることに気が付く。年間の広告料はインターネット1200万円、看板75万円だったが、それらを見て実際に来院した患者はほぼ同数。看板のコストパフォーマンスの良さを知ってしまったのだ。
また、多くの企業がそうしているように、イメージキャラクターを選定する際、半分おふざけで自撮りしたところ〝胡散臭さ〟が鼻につく。自分でも「胡散くせぇ!」と感じたというが、それがかえって人の印象に残りやすいのではないかと考えて採用。今では「誰が治療するのか、誰が院長なのかハッキリするので、(患者が)来やすい」と、安心感につながると考えているという。
あの看板に「そんな裏話があったのか」
「今では、看板業界もきぬたさんに頼っている節があるようで、良い場所に空きが出れば、すぐさまきぬたさんに連絡がいくのだとか。ただの〝目立ちたがりおじさん〟かと思いきや、メディアの影響に巻き込まれた経験を経て、しっかりとした戦略性を持って実行した人物といえます」(芸能ライター)
こうした知られざるきぬたさんのエピソードに、ネット上では
《めちゃくちゃ面白いwww 首都高とかでよく見る看板に、そんな裏話があったのかww》
《あまりにもあちこちで見かけてず
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