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芸人の今後の運命を変えるかもしれないお笑い賞レースでは、出演順が勝敗に大きな影響を及ぼすとして、ついに問題視されている。10月8日に開催された『キングオブコント2022』でも、その問題点が如実に現れていたようだ。
『バイきんぐ』や『かまいたち』など、人気芸人を数多く輩出してきた「キングオブコント」。15代目キングが決定する今回の大会は、決勝の様子が8日にTBS系で生放送された。
決勝には『かが屋』や『ネルソンズ』をはじめ、『クロコップ』や『ビスケットブラザーズ』など総勢10組の芸人が登場。そして8番手にコントを披露した「ビスケットブラザーズ」が歴代最高得点を叩き出し、見事に優勝を勝ち取るのだった。
「ビスケットブラザーズ」の勝利で終わった「キングオブコント2022」だが、ネット上にはびこる自称お笑いファンは、やはり〝トップバッター問題〟に思うところがあったようだ。
トップバッターの“敗退”は確実?
「最初に登場する芸人は、他の組とネタを比べることができず、審査員も〝基準点〟として採点します。そのため様子見の点数しかつかないことも多く、どうしても後続の芸人に点数で下回ってしまうのです。ちなみに『M-1グランプリ』でも〝トップバッター不利説〟はまかり通っており、トップバッターで優勝したのは初代優勝者の『中川家』のみ。結果にも如実に現れているため、トップバッターになった芸人たちは順番が決まった時点で涙を呑んでいることでしょう…」(芸能ライター)
確かに「ビスケットブラザーズ」の点数は高かったものの、ネット上では、
《1組目を「基準だから面白くても低めにしよう」って採点するやり方して、上手くいってる人見たことないな》
《これ1組目が基準点やとしたら、ネタ順が違ったら脱落するコンビは確実に変わってそうやな》
《キングオブコントは去年も思ったけど、1組目が猛烈に不利になる傾向がない…?》
《キングオブコントにしてもM-1にしてもそうだけど、1組目を基準点にしてる時点で賞レースとして破綻してるよな》
《最初に基準点となるネタを、準決勝敗退などの芸人にさせるべき。1組目の芸人が可哀想》
などと批判する声が続出している。
今大会でトップバッターだった「クロコップ」は、予選10組中8位に沈んだ。果たして賞
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