米倉涼子 (C)Featureflash Photo Agency / Shutterstock
米倉涼子主演の国民的ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)が急転、新シリーズ制作の可能性が出てきた。
現在、米倉は病気により療養中。去る9月28日、主演予定のミュージカル『CHICAGO』のブロードウェイ公演と日本公演の降板が発表された。
「米倉のミュージカル志向は以前から知られたことで、今回の降板は無念でしょう。でも、降板により『ドクターX』復活の可能性は一気に高まってきました。ドラマはミュージカルのように体を酷使するわけではない。米倉がドラマ出演を了承することは十分考えられます」(テレビ雑誌編集者)
米倉がミュージカル降板とともに、内心、穏やかでない別な理由もあるという。
「同じテレビ朝日で放送するドラマ『相棒 season21』を気にしているようです。ドラマ新シーズンは杉下右京(水谷豊)の新相棒に、初代相棒・亀山薫(寺脇康文)が復活することで大きな話題になっています。一部週刊誌サイトには『国民的ドラマはドクターXではなく、相棒』とまで書かれています。自分はミュージカルもできず、これほど悔しいこともないでしょう」(同・編集者)
『ドクターX』は、常に視聴率20%前後を維持してきた民放の最強ドラマだ。しかし近作となった昨年放映の第7期は、平均視聴率16.5%(ビデオリサーチ調べ、監督地区)と大幅ダウンしてしまった…。
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「『相棒』は、視聴率がだいたい15%前後。歴史は長いのですが、視聴率では完全に『ドクターX』に負けていました。しかし、今回は〝元祖相棒〟が復活するということで、想像以上の盛り上がりに。初回視聴率20%、通常回で16%以上は獲れるのではないでしょうか。視聴率が同じか、上ということなら、歴史がある分、国民的ドラマの座は『相棒』ということになる。米倉としても愉快なはずがありません」(同)
だからといって『ドクターX』は、毎期10話前後。すぐ作れるものではない。
「今年は無理でも来年の年初があります。正月特番という形なら作れるはず。例えば木村拓哉は正月特番でドラマ『教場』(フジテレビ系)を制作。2年連続の2話ずつ放送で、視聴率13%超を記録した。木村でその数字ですから、米倉なら20%近くいくはずです」
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