ジャンプ『ヒロアカ』完結は来年に持ち越し? 作者の意味深コメントに歓喜の声
『僕のヒーローアカデミア』36巻(堀越耕平/集英社)
人気漫画『僕のヒーローアカデミア』の最新話が、10月11日発売の『週刊少年ジャンプ』45号に掲載された。AFO(オール・フォー・ワン)との最終決戦が白熱する中、作者・堀越耕平からは意外なコメントが飛び出したようだ。
※『ヒロアカ』最新話の内容に触れています
第369話『連なる星霜』では、死柄木弔の内にあるAFOと、緑谷出久のOFA(ワン・フォー・オール)が激突。出久は、慣性に影響されない速度変更を可能とする二代目の個性「変速」を駆使し、死柄木に渾身の一撃を食らわせる。
その一方で死柄木は、「抹消」によって個性を封じられ、100パーセントの力を発揮できずにいた。連戦によるダメージの蓄積も影響し、次第に出久に追い詰められていく。
しかし戦いはここでは終わらない。AFOは反撃の手立てを画策する中で、異形の個性の持ち主・スピナーに思いを馳せるのだった。
スピナーについてはこれまで物語上で掘り下げられる機会が少なく、ようやく出番が回ってきたという印象。やはり出久があっさり勝利することはなく、いくつもの波乱が待ち受けていそうだ。
何より印象的なのが、「ジャンプ」巻末のコメント欄で作者・堀越が残していた言葉。「昨年末にあと一年くらいと宣言してから十か月ほど経ちました。反省しています」と、読者に対して語っていたのだ。
宣言の“撤回”に沸き立つファン
実は今回の巻末コメントは、昨年12月に行われた『ジャンプフェスタ2022』での出来事を念頭に置いたもの。堀越は「ヒロアカ」のステージに手紙でメッセージを寄せ、原作が「あと1年」で完結することを仄めかしていた。
衝撃的な発表に、当時の読者たちは阿鼻叫喚。さらに“予言”されていた2022年末が近づくにつれ、完結に怯える声が増えていたようだ。
ところが今号にて、突如として「あと1年」宣言を撤回するようなコメントが登場。文面から察するに、おそらく2022年の年末に終わる計算ではなくなったのだろう。
ネット上では、《ありがとう堀越先生…あと10年くらい続けてくれてもいいんですよ…》《終わる終わる詐欺でええやん》《年内にヒロアカは終わらないと明言されたと思っていいですか!?》《とても1年じゃ終わりませんよね…良かった…まだまだ読めるんだ》と安堵の声が広がっている。
12月18日から開催予定
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