『スプラ3』前夜祭で“クソゲー”疑惑払拭! 賛否両論の前作から一変したゲーム性
『スプラ3』前夜祭で“クソゲー”疑惑払拭! 賛否両論の前作から一変したゲーム性 (C)PIXTA
任天堂の新たな主力コンテンツとして人気を博している『スプラトゥーン』シリーズ。8月28日にその最新作となる『スプラトゥーン3』の先行体験イベントが開催されたのだが、ファンの期待をいい意味で裏切ってくれたようだ。
大盛り上がりの「前夜祭」
今回実施されたのは「前夜祭」と題したイベントで、ゲーム内のナワバリバトルやトリカラバトルなどを1日限定で楽しめるというもの。他のプレイヤーとオンライン対戦できる仕組みで、同作の実質的な“体験版”となっていた。
シリーズのファンたちはこぞって先行プレイに群がり、ネット上はまさしくお祭り騒ぎに。しかもゲームとしてのクオリティも十分だったようで、その内容を高く評価する声が上がっている。
中には前作『スプラトゥーン2』を引き合いに出し、《スプラ3は2よりかなり面白くなってる》《スプラ3始まってないけど、もうスプラ2より好きだよ》《スプラ3の前夜祭やって思ったけどスプラ2よりイライラしない》《2より爽快感があった》と絶賛する人もいるようだ。
そもそも「スプラトゥーン2」は初代「スプラトゥーン」とはゲーム性が若干変わっており、その点に不満を抱いているプレイヤーも少なくなかった。しかし今作は良くも悪くも、初代に“先祖返り”するような調整が行われているという。
初代「スプラ」に寄せたゲーム性
具体的に「2」との違いとして指摘されているのは、主にマップやスペシャルをめぐる調整だ。
「2」と比べて、「3」では縦長の構造になっているマップが多い印象。結果として、マップの両端に位置する味方と敵の間に“前線”が生まれ、その位置で戦略的な駆け引きが行われるようになった。
また、スペシャルも全体的に「2」より強化されているものが多く、試合を大きく動かすポテンシャルをもつ。それによってチームバトルに徹することを強いられた「2」と比べて、個人で活躍できる局面が増えそうだ。
こうしたゲーム性は、どちらかといえば初代「スプラトゥーン」と共通するもの。eスポーツとしては初代が大きな盛り上がりを見せ、「2」でやや下火になっていたので、ふたたび競技路線での人気を期待できるかもしれない。
初代にハマり、その後「2」で落胆して「スプラトゥーン」から離れていった人々も多いだろうが
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