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かつて、名曲カバーで一世を風靡したアーティストの島谷ひとみ。現在も根気強く活動を続けているものの、全盛期の勢いはないようだ。
島谷は7月8日、約4年ぶりとなるニューシングル『Mystic World』を発売。彼女にとって35枚目のシングルで、自身が初めて作詞作曲を手掛けたソングライターデビュー作品となっている。
しかし「Mystic World」は、7月4日から10日の期間を集計した『オリコン』の「週間シングルランキング」で初登場41位という悲惨な結果に。また推定売上枚数も686枚と、厳しい数字を記録している。
「島谷と言えば、『亜麻色の髪の乙女』や『パピヨン ~papillon~』といったカバー曲で大ブレークしたアーティスト。一時は『Perseus -ペルセウス-』や『YUME日和』といったオリジナル曲も人気を博しましたが、徐々に表舞台から姿を消していきました。人気が低迷しても献身的に音楽活動を続けていましたが、リリースする楽曲は、ほぼランキング圏外。そんな現状を打開するためか、『Mystic World』は様々なオリジナル特典を盛り込んでいましたが、数字は振るわなかったようです…」(芸能ライター)
カバー曲は好評だけど…
ストリーミング全盛時代なので、CD売上は無視していいかもしれないが、「Mystic World」は、ミュージックビデオの再生状況も思わしくない。YouTubeでの再生回数は7月14日の時点で、約1万5,000回程度。そもそも彼女の公式YouTubeチャンネルの登録者数も、約5,700人しかいないのである。
「しかし彼女のカバー楽曲は、かなり大きな話題となっているようです。昨年9月にYouTubeへ投稿された、松原みき『真夜中のドア ~STAY WITH ME~』カバー動画の再生数は、なんと36万回以上。GOOD数も8,000以上で、まだまだ彼女に注目している人が多いことがうかがえます。『真夜中のドア』が海外で評価されていることもありますが、彼女自身の歌声はまだまだ評価されているようです」(同・ライター)
名前を聞く機会が減ってしまった島谷だが、その歌唱力は衰えていない。これからも自分のペースで活動していって欲しいものだ。
Source: まいじつ2
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