松本人志 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
6月23日より、お笑い賞レース『キングオブコント2022』の1回戦がスタート。秋に行われる決勝大会の優勝予想が早くも盛り上がっているようだ。
2021年大会は、いわゆる第7世代芸人の『空気階段』が優勝。同率2位の『男性ブランコ』、『ザ・マミィ』も芸歴としては若く、他にも『ニッポンの社長』、『ジェラードン』、『蛙亭』など、そこそこ若い芸人たちが躍動。世代交代をあらわすかのような大会となった。
「2021年大会で大きく変わったことは、コントにドラマ性があるか否かを問われるか、でしたね。『空気階段』『男性ブランコ』『ザ・マミィ』の1本目のネタはどれもドラマ性が高く、一方でワースト1、2であった『マヂカルラブリー』『ニューヨーク』のネタはドラマ性が皆無で対照的でした。この点については、『おぎやはぎ』の矢作兼もラジオで『今回はレベルが高すぎて、ただキャラクターで面白いだけでもコントって面白いのに、ちゃんといいお話じゃないとダメなのな』『完璧を求めるようになってきたな』と驚いていました」(芸能記者)
そんな中、今大会に優勝候補としてあげられるお笑いコンビが3組いるという。
「まずは『かが屋』。ライブチケットが即完売する劇場シーンの超売れっ子ですが、今年は『キングオブコント』を本気で取ろうという決意が感じられますね。単独ライブを数多くやっていることはもちろん、そのコントが今までよりも『キングオブコント』を意識しているような作りなのです。『バナナマン』を憧れの芸人としているだけあって、コントの質は抜群。優勝候補筆頭と言えるでしょう」(同・記者)
『バナナマン』のフォロワーが『かが屋』で…
次は2021年大会同率2位の『男性ブランコ』だ。
「去年の大会以降、大ブレークした彼らは、『かが屋』同様にライブチケットが即完する超売れっ子に。そして今年、テレビ仕事が増えたにもかかわらず、毎月新ネタの単独ライブをするという狂気じみたスケジュールでコントを量産。明らかに『キングオブコント』を意識していますね。『男性ブランコ』が憧れとしている芸人は『ラーメンズ』。『かが屋』の2人が『バナナマン』をきっかけに知り合ったのに対して、『男性ブランコ』の2人は『ラーメンズ』をきっかけにコント師に。バナナマンとラーメンズの代理戦争のようなかたちとなれば、大盛り上がり
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