岡田准一 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
猫や鉄道と並んでマニアが多い大河ドラマにおいても、特に粘着質な人々を惹き付けている『どうする家康』(NHK)。あらゆるメディアの中で最も同作をウォッチする当サイトが、またもツッコミどころを見つけてしまった。
4月16日放送の第14話、タイトルは『金ヶ崎でどうする!』。徳川家康は織田信長と共に、朝倉義景との戦に臨んだ。戦果を挙げた信長率いる幕府軍は、夜に祝宴で大盛り上がり。酒井忠次は作中でおなじみの宴会芸〝えびすくい〟を披露し、「えびすくい♪ えびすくい♪」と上機嫌に音頭を取った。
すると、これを見た木下藤吉郎は「かにすくい♪ かにすくい♪」と、宴で出されたカニにかけた音頭で対抗。2人は「えび、かに、えび、かに♪」と交互に音頭を取り、「三河守は、ここがどことおわしゃあす♪」と家康に無茶振りを行った。
今でいうとパワハラにも当たりそうな超無茶振りだったが、家康はその場にあったカニを持ち、「蟹ヶ埼とおわしゃーす♪」と「金ヶ崎」にかけてボケる。
これに宴会は静まり返ったが、静寂を破って信長が笑い出すと周囲も爆笑。命を懸けて戦う鬼の武将たちも、人間らしい一面があったことを示すシーンになったのだった。
しょうもないダジャレだが…冷酷な信長の爆笑
あまりにもしょうもないダジャレだが、冷酷な信長がこの程度のダジャレで笑ったことに、視聴者は笑いを誘われたようだ。
ネット上には《滑って…なかった!》《信長、意外にゲラ》《「カニヶ崎〜」で笑ってくれた時点で「信長様ご機嫌だね?」とは思ったよ》《地獄の間があったけど笑ってるw》といった声が上がっている。
「この程度のダジャレに爆笑するって、お笑い偏差値が低すぎるのでは? どう考えてもつまんなくてしょうもないし、『あの怖い信長が笑ったから』というフックがあったとしても、こんなのに大の大人が笑うとは思えない。ていうか笑う信長も信長だし、こんな低レベルのセンスだから部下に謀反起こされて死ぬんだよと。むしろこれは、信長がしょうもなくて薄っぺらい人間だという伏線で、コメディ的なシーンではないのかも」(メディアマネージャー)
信長のゲラ設定は、この先なにか、重大な事件を起こすキッカケになるだろうか。
Source: まいじつ2
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