河瀬直美 (C)Denis Makarenko / Shutterstock
公開前から多くの批判を集めていた映画『東京2020オリンピック SIDE:A』。6月3日から全国公開が始まったものの、各地で東京五輪と同じく〝無観客〟状態だったようで、近年稀に見る大爆死となっているようだ。
河瀬直美監督が手がけた「東京2020オリンピック SIDE:A」は、1912年の第5回ストックホルム大会以降作られている公式映画。
河瀬監督はカンヌ国際映画祭の常連と言われており、世界的にも有名な人物である。しかし同映画は、東京五輪の悪評や河瀬監督のパワハラ疑惑によって前評判を地の底まで落とすことになった。
「パワハラ疑惑が公になったのは、今年4月のこと。『週刊文春』が2019年5月公開の映画『朝が来る』にて行われた、河瀬監督による撮影助手への暴力を報じていました。現在も芋づる式に河瀬監督のパワハラが明らかになっており、当時16歳の俳優に対する暴言や、俳優の尾野真千子を徹底的に無視し続けたこと、モデルの大島葉子が撮影中に点滴を5回も打っていた事実が騒がれています。河瀬監督の〝役者を追い詰めて這い上がるのを待つ〟手法が原因でしょうが、業界でも彼女の肩を持つ人はほとんどいないようですね」(芸能ライター)
主題歌の藤井風がかわいそう!?
監督自身の好感度がダダ下がりしている状態で公開された「東京2020オリンピック SIDE:A」。公開前から〝観に行かない〟と決め込んでいた人も多かったのだが、今回注目されたのは映画のクオリティーについてだった。
120分の尺を取りながらドキュメンタリーのような仕上がりになっており、その上、字幕やナレーションは一切なし。アップすぎて被写体が映っていなかったり、画面酔いするほどの手ブレが見受けられたりと、散々な出来栄えだった模様。せっかく劇場に足を運んだ人からも、
《紛うことなきクソ映画。見る価値なかったです》
《女性アスリート中心になってしまうのはわかるが、スポーツの興奮や熱気はどこへやら。卓球なんか1カットもありませんでしたよ》
《全国各地で無観客上映が伝えられている「東京2020オリンピック SIDE:A」ですが、普通に考えれば1週目で打ち切りですよね》
《大きなスクリーンで見る必然性を感じませんでした。続編はいいかな》
《学生の自主制作映画かと思いまし
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