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オカルト雑誌『月刊ムー』が〝ワクチン陰謀論〟に苦言を呈し、話題になっている。
同誌の公式ツイッターは4月21日、《なんだか混ぜて語られることも多いので断言しますけど、周囲のワクチン接種を妨げてはいけません。接種会場で妨害行為をするのはもってのほか。代替医療へ誘導してやんわり遠ざけることもよろしくありません》とツイート。
4月20日には、新型コロナウイルスのワクチン接種が行われていた東京・渋谷区のクリニックに無断で立ち入ったとして、ワクチンに反対する団体『神真都Q会』の幹部ら4人が警視庁に逮捕されており、今回のツイートは、彼らに対する忠告と見られている。
なんだか混ぜて語られることも多いので断言しますけど、周囲のワクチン接種を妨げてはいけません。接種会場で妨害行為をするのはもってのほか。代替医療へ誘導してやんわり遠ざけることもよろしくありません。
— 月刊ムー (@mu_gekkan) April 21, 2022
『月刊ムー』の苦言に拍手喝采
「月刊ムー」は〝日本一怪しいオカルト雑誌〟と言われており、超常現象や陰謀論、怪奇現象などさまざまなオカルトを取り上げてきただけに、ネット上では
《月刊ムーが真顔で説教するレベル》
《とうとうムーがこんなまともなことを言うようになったか。言葉の重みが違うな》
《自分らの主張は自分らのテリトリーでやっとけっていう話だからね。常識的な考えだと思う》
《新たな格言が爆誕。これは歴史に残るな》
《ムーはそこに生まれる虚構楽しむものだろうけど、陰謀論とかを信じやすい人もムーを支える読者層だろうし、そういう陰謀論を信じやすい層に対して注意喚起したんでしょうね》
《宇宙人とかノストラダムスとか信じてました。社会に出てから、あれはおとぎ話だと理解し卒業しました。おかげさまでムーを知ってからは、いろんな物事を一歩引いて考えることができるようになりました》
と、大きな話題になっている。
「ここ最近、反ワクチンを掲げ各地でデモを繰り返しているのが『神真都Q会』です。メンバーには90年代にグラドルとして活躍した小出広美氏や美輪明宏の甥を名乗る人物もいて、『ワクチン反対!』『PCR検査反対!』などのシュプレヒコールを上げています。根底には現代医療への不信や陰謀論などがある
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