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国内でヒットを続ける映画『ゴジラ−1.0』が、12月1日にアメリカでも公開され、絶賛されている。
監督は『ALWAYS 続・三丁目の夕日』や『STAND BY ME ドラえもん』シリーズの山崎貴氏で、脚本とVFXも務めている。国内では11月3日に公開され、累計成績は動員248万人、興収38億円を突破するなど、大ヒットを記録している。
全米公開は国内公開から約1カ月後。2308館で封切りされ、初日興行収入は、先行上映を含めると472万ドル(およそ7億円)。全米映画ランキングでは初登場3位にランクインし、早くもゴジラ作品として全米興収歴代1位の座を手に入れた。
全米で評価されている『ゴジラ−1.0』の魅力は?
アメリカの批評家からも『ゴジラ−1.0』は高く評価されており、映画批評家のジェームズ・ベラルディネリ氏は、《『ゴジラ−1.0』は、単なる優れたゴジラ映画ではない》《スクリーンを飾ったゴジラ映画のなかでは、おそらく最高傑作だ》と絶賛。
また『IGN Movies』のケイティ・ライフ氏からも《『ゴジラ−1.0』は時代考証に基づいたセットや、広大な海原を疾走するドローンショットを駆使し、予算以上の出来に思える》《その上、怪獣の破壊シーンも印象的。 巨大な軍艦がスクリーンを横切るショットは、それだけでIMAXで観る価値がある》と賛辞が贈られていた。
「ショットやVFXも好評ですが、全米では、国内以上にドラマ要素が高く評価されている。日本の映画レビューサイトでは《ドラマ部分全部無くしてほしいくらい酷かった》《NHKの朝の連続ドラマにしか見えない》と低評価ですが、そもそものゴジラは人間ドラマを描いた作品。日本人よりも外国人のほうが、そのことをよく知っているようです」(映画ライター)
これからも世界で愛されるゴジラ作品が生まれることを願う。
Source: まいじつ2
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