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38年ぶりの日本一に輝いた阪神タイガースを、阪急電鉄の公式Xが祝福した。だが、対戦相手のオリックス・バファローズ古参ファンは複雑な心境を抱いているようだ。
阪神は11月5日の日本シリーズ第7戦でオリックスを下し、球団史上2度目となる日本一を達成。1985年以来、実に38年ぶりとなる快挙にファンは大きく沸き立った。
SNSでは野球ファンから様々な反応が上がり、タレントや企業、政治家も日本一を祝福。阪急電鉄も《38年ぶり球団史上2度目となる日本一に輝きました! 熱いご声援をありがとうございました!》という阪神タイガースのポストを引用し、《ついに、ついに! A.R.E.のA.R.E.! 日本一! おめでとうございます》《いや~関西ダービー いい試合ばかりでしたね》と健闘を称えたのだった。
しかし、この祝辞に否定的な反応も多く寄せられている。
過去を無視して阪神側につく阪急に幻滅
このポストに《頭では理解できるんだが納得はできない》《もともと阪急が持ってた相手球団には触れもしないんですね…》《もう完全に阪急ブレーブス持ってたことは闇に葬られとるやん…》《なんか他人事やね。元身内には言葉無いのかね? まあもう縁も切れてるっちゅー事やね》といった意見が並ぶ。
この理由は、日本一を争ったオリックスの歴史を紐解くと見えてくる。
「オリエント・リース株式会社(現・オリックス株式会社)が、阪急電鉄から球団を買収したのは1988年。阪急ブレーブスを引き継ぎ、オリックス・ブレーブスに改名しました。つまり、阪急グループはオリックスの前に親会社であった、歴史的に見ればバファローズ側の企業。古参オリックスファンからすれば、裏切り者というか、複雑に映るのです」(スポーツ紙記者)
古参ファンからはさらに、《これは元ブレーブスファンの気持ちを逆撫でしてるかも》《阪急ブレーブスを見てきた世代としては不思議な感覚になります》《変な感じ。頭では系列やからと理解してるけど、球団を売った会社が新球団入れて喜んでるのは解せない》といった意見も。
59年ぶりの関西対決は思わぬところに遺恨を残してしまったようだ。
Source: まいじつ2
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