清原和博 (C)まいじつ
メジャーで大活躍の大谷翔平をめぐり、ある〝黒い人物〟の言葉が再注目されている。2016年に覚せい剤取締法違反で逮捕された清原和博だ。
ご存知の通り、今年の大谷はホームランランキング暫定トップを走り、日本人初のMLBホームラン王も射程に入れている。そのバッティングセンスは世界でもトップを獲るレベルだが、プロ入り当初はさまざまな批判があった。
そのメインとなったのが〝二刀流〟をめぐる是非。「中途半端」「プロは甘くない」「どちらかに専念しないと成功しない」など、評論家・選手・ファンの間で数多くの議論がかわされた。
しかし、清原は大谷がプロ1年目だった2013年、こんな言葉を残していたのだ。
「大谷のプロ初登板前日、清原はスポーツ紙のコラムで《俺はこの登板で二刀流にケリをつけるべき、決断の登板にすべきだと思っている》と発信。
その真意について、当初は〝二刀流なんて球団の話題作り〟と思っていたが、それが一転、《あいつは客寄せパンダで終わらせていい選手じゃない》《もし1年間打者に専念したら…俺がプロ1年目に残した成績を超すことが出来る。その可能性を秘めた選手だ》と、恐怖さえ覚えたと絶賛したのです」(週刊誌記者)
「世界の大打者」になると唯一見抜いていた?
清原は1986年、高卒ルーキーながら打率3割、HR31本を記録。これは、新人におけるHR記録で、大卒・社会人卒ルーキーをもってしても、現在でも破られていない大記録だ。
「それを〝超すことができる〟と評した清原は、その後も《大谷は開幕直後からプロの投手の球に対応できている》《とてもじゃないが高卒ルーキーの打撃ではない。あいつは本物の天才》とコメント。
翌日のプロ初登板を、《明日の投球で、野茂や松坂のようにルーキーでもストレートで三振を奪える球を武器として身に着けているなら投手一本で行け》《きっとメジャーでも通用する》とした上で、《だが、変化球で交わす投球を主体にしなければ抑えられないと感じたなら、思い切って打者一本にすることを俺は勧めたい》と指摘。
投手よりも打者の才能があると評し、《もう一度言うが、大谷は打撃の天才。打者一本に専念すれば、世界の大打者になれる素質を備えている。俺がこれほどまで魅了され褒めぬいたルーキーは大谷だけだ》とまで言い切ったのです」(同・記者)
そして現在、大谷は清原の言葉
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