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この春から放送されている話題のアニメ『【推しの子】』(TOKYO MXほか)第6話が、ネット上で物議を醸している。
アニメは5月17日に地上波や配信で放送。サブタイトルは『エゴサーチ』で、主人公のアクアは恋愛リアリティショー番組に出演する。そこで共演した黒川あかねは、番組内で目立てないことに焦り、あえて憎まれ役に徹していく。
ここで参加者のモデル・鷲見ゆきの顔に手をやったところ、不意に爪が当たり、顔に傷をつけてしまう。するとこれが大炎上し、「謝れば済むと思ってんの?」「生きてて恥ずかしくないの?」など、SNSに大量の罵詈雑言が相次いだ。
後にゆきは収録外であかねを許したものの、アクアは「手を上げてしまっても仲直り。学校ではよくある話。本人たちが解決した話でも…それをネットは許さない」とつぶやくのだった。
「原作連載時にも話題になりましたが、この件は『テラスハウス』の木村花さん事件がモデルではないかとの声が相次ぎました。今回の放送でも、同様の指摘が続出。しかし他方では、誹謗中傷を行う視聴者だけを悪者にし、番組側の責任を追及していないとの物議も醸しています」(週刊誌記者)
番組側の演出責任には触れない内容が物議
実際、ネット上には《悪意ある感じで流すテレビ側が悪いだろ…》《批判してるやつらより、批判されるようなものを放送した番組の方が嫌》《うっかり怪我させてしまった一部始終まで放送するのは番組側も迂闊過ぎないか?》《視聴数稼ぎのつもりなのかもだけど、出演者が炎上するのは番組的にどうなんだよ》といった声が噴出。
ネットが悪という単純な構図に違和感を覚えたようだ。
「『テラスハウス』の件でも、番組を盛り上げるための悪意ある編集や、煽るようなMC陣の発言は問題なかったのかという指摘が相次いでいました。しかし、結局はネットの誹謗中傷に矮小化され、放送・配信していたフジテレビやNetflix側は逃げ切った印象です。
MCの『南海キャンディーズ』山里亮太も、視聴者が木村花さんを叩くように誘導する発言はかなり多く、完全に責任がないとは言い難い立場。ですが、現在は朝番組のMCやドラマの題材にされるなど、批判どころか、のうのうと過ごしているのが現状です」(芸能記者)
このように一方に肩入れしたストーリーを見て、「ネット民は最
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