長濱ねる (C)まいじつ
女性にモテまくる社長とお人よしヒロインの〝偽装結婚〟を描いたドラマ『ウソ婚』(フジテレビ系)第1話が、7月11日に放送された。
放送前、主演の『Sexy Zone』菊池風磨に対して「役柄のイメージに合わない!」といった声があがっていたが、視聴者のその不満は見事に払しょくされたようだ。
菊池が演じる主人公の夏目匠は、夏目設計事務所の社長で敏腕建築士。仕事が有能なことに加え、容姿端麗、都内のタワマンで暮らしており、女性からかなりモテるという設定だ。
しかし、本人は言い寄られることを煩わしいと感じており、女性を避けるために左手薬指に結婚指輪をはめている。
そんなある日、幼なじみの千堂八重(長濱ねる)と偶然再会し、期限付きの偽装結婚をすることから物語が始まる…。
今回の役柄、菊池は〝不適任〟だとされたのは一体なぜだったのか。
「菊池は数々のバラエティーに出演しているからか、どうしても〝バラエティータレント〟というイメージの方が強いのです。
イケメン役を演じさせるなら、同じ『Sexy Zone』の中島健人の方が適任でしょう。
彼は2016年公開の映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』で悪魔級ドS男子役、21年7月期のドラマ『彼女はキレイだった』(フジテレビ系)で毒舌なイケメンエリート役を演じています。
そのため、今回のドラマも中島の方がハマり役だったのでは?というわけです」(ドラマライター)
菊池風磨のコメディー演技にも期待?
では、イケメンキャラを多く演じてきた中島ではなく、バラエティー色の強い菊池がメインキャストとして選ばれたのはどうしてなのだろうか?
〝答え〟がわかったのは第1話の終盤。「ウソの結婚相手を演じてほしい」という匠の提案に対し、仕事も職も失い、恋人もいない八重はついにOKを出す。
電話を切るまでは平静を装っていた匠だが、電話を切った途端に大喜び。そのままベッドに飛び込み、まるで子どものように大はしゃぎしていた。
「実は、モテ男の匠は、八重のことをずっと一途に想い続けていたのです。幼いころに八重が描いたお姫様のイラストをいまだ大切に保管しているほどご執心で、第1話のラストでは『してやるよ、お姫様に…』とほくそ笑んでいました。
恐らく菊池が起用されたのは、匠がただのモテ男ではなく、ヒロインのことが大好きすぎるというギャップを持つ男
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