札幌から車で約1時間という好立地にある恵庭市は、都市近郊でありながら本格的なファームステイが楽しめる貴重なエリアです。

ほどよく田舎ですのでね
厳密に言うと、恵庭ではオーソドックスなファームステイ(農家に民宿して農業体験する)選択肢は多くありません。
ですが、農場に併設されたキャンプ場に泊まり、日中は乳搾りや子牛とのふれあいを楽しんだり、有機野菜の収穫体験ができる…。そんなセミ・ファームステイが人気です。
週末の小旅行で気軽に訪れられる恵庭市で、家族みんなで特別な思い出を作ってみませんか。
もちろん、カップルにもおすすめです。
むらかみ牧場~恵庭で本格的な酪農体験しつつ夜はキャンプのファームステイ


むらかみ牧場は、札幌から車で約1時間という立地でありながら、まるで時間が止まったかのような牧歌的な風景が広がる癒しのスポットです。



夜はキャンプで昼はファームステイ
ここでの一番の魅力は、早朝から始まる本格的な搾乳体験。眠い目をこすりながら牛舎に向かうと、すでに牛たちが待っています。
初めは緊張する手つきも、スタッフの丁寧な指導で徐々に慣れていき、温かい牛の体温と穏やかな息づかいに癒されることでしょう。
【むらかみ牧場の口コミ・評判】
むらかみ牧場の低温殺菌牛乳は、市販のものとは全く違う濃厚な甘さが特徴。
「こんなに美味しい牛乳は初めて!」という感動の声が絶えません。
夕食には、むらかみ牧場内のBBQエリアで焼き肉も楽しめます。


もちろん、牛の乳しぼり以外にも酪農体験のメニューはたくさん!
酪農体験(乳しぼり+バター作り)、子牛の哺乳体験、アイスクリーム作り体験、トラクターワゴン体験と、大人から子供まで退屈する暇がありません。


むらかみ牧場にはファームステイ用の宿泊施設はありませんが、敷地内に広々としたキャンプ場を完備。
特に夏休みシーズンは大人気のため、数か月前からの予約が安心です。
牧場・店舗名 | むらかみ牧場 〈グレースコート&牧場キャンプ区画〉 |
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住所 | 恵庭市戸磯156 |
営業時間 | 10:00〜17:00 (火曜定休・12〜3月冬季休業) |
アクセス | 札幌市内から車で約1時間 |
駐車場 | 無料約50台(場内) |
電話番号 | 080-6061-9966 (キャンプ専用 070-8539-6474) |
料金目安 | キャンプ:入場料 大人500円/子ども250円+サイト料800円 |
公式サイト | https://murakami-farm.com/ |
ファームステイの特徴 | 1. オート・フリーサイト泊を選択可 2. 乳搾り・バター作り・子牛哺乳など酪農体験が通年 |


スタッフの温かいおもてなしも評判で、写真撮影を積極的に手伝ってくれるため、家族全員が写った思い出の一枚を残せます。
朝が早い牧場時間に慣れることと、動物特有の匂いはありますが、それも含めて「本物の酪農家にホームステイした感覚」を味わえると、リピーターが増えている理由も納得です。
“Sheep Sheep” Camping Field(えこりん村内)~羊に囲まれるキャンプ型ファームステイ


恵庭でファームステイと言えば、「えこりん村」を無視することはできません。



昼は農業体験して夜は羊の放牧場となりでキャンプ!
えこりん村内にあるキャンプエリア”Sheep Sheep” Camping Fieldの最大の魅力は、テントサイトのすぐそばで羊たちがのんびりと過ごす光景です。
柵越しとはいえ、手を伸ばせば届きそうな距離で羊たちが草を食む様子は、まるで外国の牧場にいるかのよう。
「メェ〜」という鳴き声が自然のBGMとなり、都会では味わえない穏やかな時間が流れます。



牧場のアノ匂いも堪能してね
【”Sheep Sheep” Camping Field(えこりん村内)の口コミ・評判】
“Sheep Sheep” Camping Fieldは、大人1,200円という手頃な料金設定ながら、設備の充実度は「グランピング並み」と評判です。
炊事棟は清潔に保たれ、温水シャワーも完備。キャンプ初心者でも快適に過ごせる環境が整っています。


日中は農業体験だけでなく、牧羊犬によるデモンストレーションを見学できるほか、羊毛を使ったクラフト体験も人気。
自分で作ったフェルトのコースターは、素敵な旅の思い出になります。


夜は人工灯が少ないため、星空観察には最適。
「流れ星を数えながら眠った」「天の川がこんなにはっきり見えるなんて」という感動の声が口コミにポツポツありますね。
牧場・店舗名 | “Sheep Sheep” Camping Field (えこりん村内) |
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住所 | 恵庭市牧場281-1 |
営業時間 | 4/29〜12/7 チェックイン12:00〜16:00 チェックアウト10:00 水曜定休 |
アクセス | 新千歳空港から車で約30分 札幌市内から車で約50分 |
駐車場 | 無料300台(共用) |
電話番号 | 0123-34-7800 |
料金目安 | 宿泊料:大人1,200円/小人500円/未就学児無料 |
公式サイト | https://www.ecorinvillage.com/facility/campingfield.html |
ファームステイの特徴 | 1. 放牧羊に囲まれる”牧場イン”キャンプ体験 2. 羊毛クラフト・牧羊犬デモ・星空観察など体験多数 3. ドッグラン付き区画や直火利用可サイトなど多彩な選択肢 |
新千歳空港から車で約30分という好立地も魅力で、道外からの観光客では「最終日の朝にもう一度立ち寄った」というリピーターも珍しくない。
風が強い日はテント設営に苦労することもありますが、それも含めて大自然との対話を楽しめる、貴重なキャンプ場です。
オレンジハウス S・Y(吉田農場)~恵庭で唯一?ファームステイできる農家


アスパラやとうきびの収穫体験などで人気の(恵庭アグリ企画)吉田農場。
ここでは、恵庭で唯一かもしれないファームステイの宿泊施設「オレンジハウス S・Y」を経営しています。



数年前に話題になりました
【注意】
恵庭アグリ企画 吉田農場のオレンジハウス S・Yは不定期で休業している可能性があります。実際に宿泊をお考えなら、必ず事前にご確認ください。
【恵庭アグリ企画 吉田農場の口コミ・評判】
(恵庭アグリ企画)吉田農場といえば、特に人気なのがアスパラガスやとうきび(とうもろこし)の収穫体験。
朝露に濡れたアスパラガスを根元からポキッと折る瞬間の手応え、フサフサにのびたヒゲを握ってもぎ取るとうきび。
どちらも、朝採りした野菜の美味しさは格別です。


「こんなに甘いアスパラは初めて!」と驚く声が多く、子どもたちも野菜嫌いを克服するきっかけになることも。
大人だって、「早起きして良かったな…」と実感するはずです。



吉田農場のファームインは知る人ぞ知るマイナー情報
野菜を買うだけ、もしくは日帰り収穫体験なら、広く募集されているのですが。
牧場・店舗名 | ファームイン オレンジハウス S・Y (恵庭アグリ企画 吉田農場) |
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住所 | 恵庭市穂栄25 |
営業時間 | 収穫体験 5:00〜12:00 (5〜9月・完全予約制) 宿泊のチェックイン・アウトは応相談 |
アクセス | 恵庭市街地から車で約15分 |
駐車場 | 敷地内無料 (普通車数台・要連絡) |
電話番号 | 0123-36-5456 |
料金目安 | 大人1人あたり7,000〜8,000円台(素泊まり) ※正式料金は電話確認が必要 |
公式サイト | 専用サイトなし |
ファームステイの特徴 | アスパラやとうきびなど収穫体験 デジタルデドックス |
周辺に商業施設が少ないことを「不便」と捉えるか「デジタルデトックスのチャンス」と捉えるか。
それは人それぞれですが、スマートフォンを置いて土に触れる時間は、現代人にとって貴重な体験となるはずです。



電波が届かないときがあるからね
恵庭市でファームステイができる牧場・農場の特徴に関するQ&A


恵庭市のファームステイって、実際どんな体験ができるの?
初めて検討される方のために、よくある質問をまとめてみました。
「農業体験って大変そう」「子どもでも楽しめるの?」「宿泊施設はどんな感じ?」など、気になるポイントをチェックしてください!
まとめ:恵庭市のファームステイで特別な思い出を作ろう


恵庭市は、都市近郊でありながら本格的な農業体験ができる貴重なファームステイ先です。
さらに受け加えると、酪農体験と農業体験、羊に囲まれて過ごすキャンプ型と、その選択肢は様々です。
どのファームステイ先も、単なる宿泊だけでなく「体験」を重視しているのが特徴です。
早朝の乳搾りや野菜収穫、動物とのふれあいを通じて、普段は見えない「食」の裏側を知ることができます。
子どもたちにとっては最高の食育の場となり、大人にとってはデジタルデトックスや癒しの時間となるでしょう。
札幌から1時間、新千歳空港から30分というアクセスの良さも、恵庭市のファームステイの大きな魅力です。
週末の小旅行でも十分に楽しめるので、まずは気軽に訪れてみませんか。
季節ごとに異なる体験プログラムがあるので、何度訪れても新しい発見があるはずです。
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