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3月7日に野球の世界大会・WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の強化試合を独占中継した『Amazonプライム・ビデオ』が、実況・解説・ゲストとあらゆる面で不評を買ったのは記憶に新しいところだろう。
この汚名を返上するかのように、9日に行われた大会初戦の中継が、野球ファンの称賛を浴びた。
「7日の実況はラジオの野球中継を長年担当してきた斉藤一美アナウンサーが務めたのですが、ラジオ的に細かい動作まで実況するクセが〝うるさい〟と不評に。また、野球経験者としてゲストに招いた『EXIT』兼近大樹も、『芸人を呼ぶな』などと不評を買い、軽く炎上しました」(週刊誌記者)
しかし、大会公式戦では、この悪評が覆されることになる。
9日の対中国戦、『Amazonプライム・ビデオ』の中継には、ホームラン世界記録のレジェンドにして、第1回WBCで日本を初代王者に導いた王貞治氏がゲスト解説として出演。
ソフトバンクの球団会長に就任して以降は初の解説だと明かし、久々の解説に「球団に所属してるときは断ってたんですよ」「僕も野球を見たかったんで来た」と心を躍らせているようだった。
「民放の中継より見てて良かった」
その解説は、王氏の持ち前の穏やかな口調に、優勝に導いた監督経験から的確なコメントも連発。レジェンドを前に失礼がないよう努めたのか、斉藤アナら他の出演者も、前回より幾分おとなしくなった印象だ。
こうした解説に、ファンからは《勝負に対する力強さと選手に対する温かさで心地よく聞ける》《落ち着いていて良かった》《民放の中継より良かった》《解説優しくて選手への愛情を感じる》といった称賛が続出。前回の不評は見事に跳ね返したようだ。
「今回、王氏は試合終了までではなく、途中までの出演となりました。すると、王氏が帰った直後、前回までのうるさい雰囲気に。あくまで大物ゲストを前に冷静にしていただけで、実況のノリ自体はバラエティー風なようです」(週刊誌記者)
今後の解説も冷静に行われればいいのだが…。
Source: まいじつ2
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