広瀬すず 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
今期の民放連続ドラマは、人気・不人気作品がくっきり分かれている。視聴率を見ると、それが顕著なようだ。
「連ドラは初回の視聴率が一番高く、回を重ねるごとに低くなっていくのが通常の流れ。最終回で初回を超えるかどうかが、ドラマ評価の一つの指標となっています」(芸能記者)
今期の冬ドラマは日曜劇場の『Get Ready!』(TBS系)をはじめ、『ブラッシュアップライフ』、『大病院占拠』(ともに日本テレビ系)、『100万回 言えばよかった』(TBS系)、『罠の戦争』(フジテレビ系)、『星降る夜に』(テレビ朝日系)と、実に6作品の視聴率が2話目でアップした。
「動画配信サービス『TVer』で見逃したドラマを視聴できるので、第1話の評判が良かった作品が、数字を上げやすい環境にあるのかもしれませんね。その一方で、つまらなければ容赦なく切られていきます」(同・記者)
好調な流れの中で爆死している2作品
今期ドラマの中で、下げ幅が特に酷い作品が2つある。
北川景子主演の月9ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』(フジテレビ系)と、広瀬すず主演の『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)だ。
「『女神の教室』は、初回の世帯平均視聴率10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で今期民放ドラマ2位の滑り出しでしたが、すぐに7%台まで下落。一瞬にして、下から数える方が早い順位となっています。
『夕暮れに、手をつなぐ』も初回は8.0%で、同日に放送されている『星降る夜に』を上回っていました。しかし第2話であっさり逆転、すでに大差がついています」(同)
今期は、好調なドラマがどこまで数字を伸ばすのか、そして爆死ドラマがどこまで数字を落とすのか、どちらも見ものとなりそうだ。
Source: まいじつ2
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