バカリズム (C)まいじつ
今年の紅白歌合戦は出場歌手に続き、審査員も期待できなさそうだ。
大晦日放送の『第74回NHK紅白歌合戦』の審査員が、12月20日に発表された。選ばれたのは、来年の大河主演枠から吉高由里子、文化人枠にはウクライナ国立バレエ芸術監督・寺田宜弘氏や歌人の俵万智氏。スポーツ界からは、女子やり投げ世界女王の北口榛花選手、車いすテニスの国枝慎吾選手が抜擢されている。
他にも『VIVANT』(TBS系)で話題になった堺雅人、今年の大河『どうする家康』で語りを務めた寺島しのぶ、バラエティータレントのバカリズムが選ばれた。
発表があったのは定例会見で、山名啓雄メディア総局長は、選出について「今年の1年を象徴するような方を選ばせていただいています」としている。
しかし、この顔ぶれにネット上では疑問の声が多い。
野球関連ゼロ、謎のバカリズム選出に異論噴出
「特にツッコミが多いのは、バカリズムです。しかし、NHKお気に入りの『ウッチャンナンチャン』内村光良と同じ事務所なので、どこか納得できる部分があるでしょう。
スポーツ枠はロサンゼルス・ドジャースへ移籍した大谷翔平選手や、WBC優勝監督の栗山英樹氏が選ばれていないのは少し物足りない。2009年のWBC優勝時には、当時の侍ジャパン監督の原辰徳氏が審査員として出場していますからね」(芸能ライター)
この人選はテレビ業界の暗黙のルールが関係しているのかもしれない。
「WBC関連でいうと、裏番組でTBSが大みそかに『WBC2023 ザ・ファイナル』を6時間にわたって放送する。証言VTRとして栗山監督や大谷選手も登場しますから、先約があるため〝裏被り〟で審査員オファーを固辞されたのかもしれません。
文化人枠で言ったら、今年も新たな偉業を達成した藤井聡太八冠の方が、知名度もインパクトもありますが、こちらも辞退されたのでは。藤井八冠はあまりこうした舞台に出てくるタイプではありませんからね」(テレビ制作会社関係者)
紅白を巡っては1億円以上が回収不能だと発表した、元プロデューサーの巨額横領事件が世間を賑わせている。紅白の人選ともども、納得のいく説明はあるのだろうか。
Source: まいじつ2
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