上沼恵美子 画/彩賀ゆう
『ウエストランド』優勝による毒舌芸の復権など、さまざまな話題が上がった『M-1グランプリ2022』。中でも注目されたのは、上沼恵美子の審査員交代だ。
「上沼はかつて、敗者復活枠発表前に『ミキが来てほしい』と発言し、実際に上がると高得点をつけて『ミキが好き』とコメント。正当な評価を下せていないとして、審査員の素質に疑問が集まっていました」(お笑い研究家)
変わった山田邦子には賛否もあったが、概ね正当な採点だったとして、ネット上には
《邦ちゃんはまともやった》
《世間的には山田邦子のほうが支持される》
《上沼恵美子は去年のハライチの点数で完全に無理になった》
《山田は好きだって言ってたオズワルドも辛い点数やったしそこらへんは良かった》
といった声が。人々は上沼を求めていないようだ。
だが、上沼は自身を顧みることなく、己を貫き続ける。この2022年もまた、何度も炎上しては何度も老害と揶揄されてきた。
この年、最も非難を浴びたのは、6月5日放送の『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)での発言だろう。
関西の女帝・上沼恵美子が老害に!?
上沼は飲み会の「とりあえずビール」文化について、「ビール飲まない若い人いますからね」とする『FUJIWARA』藤本敏史に反論。「横の人にあげたらええねん」と、不快感をあらわにする。
食い下がる藤本に対しても、「乾杯のための…何でもいいのよ!」「『とりあえずみんなでビール!』言うた時に、藤本さんは『カルピスソーダ』とか言うのね?…嫌なタイプ!」などと怒りをあらわに。
最後は、自身主催の飲み会で「とにかく今はビール! 後は私が飲んであげるから、その後ほしいの言え!」と、一杯目をビールで統一したとの実体験まで語った。
11月27日の放送では、「牛丼をスプーンで食べる人が多い」という話題で、「何を言うとんねん!」と激昂している。
「スプーンというのかレンゲというのか、そんなんで牛丼食べてるのおりますやん? なんかね、男の人がそれやってたら『過保護で育ったな』って思うねん」「なんかお母さんが浮かんでくんねん。嫌やわ。『ヒロシちゃんダメダメ』とか、ちっちゃい頃から言われてきてんなと思うねん」と、純度100%の偏見を繰り出した。
その後も、「やっぱり箸でこうやって、間からご飯がこぼれたりしながら食べるところが味があるわけです
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