『ONE PIECE』“D”の意味が判明!? ルフィに「白の一族」の可能性浮上
『ONE PIECE』104巻(尾田栄一郎/集英社)
さまざまな伏線が張り巡らされていることでお馴染みの漫画『ONE PIECE』。12月26日発売の『週刊少年ジャンプ』4・5合併号に掲載された第1070話『最強の人類』では、ルフィの「ドーン」という言葉をめぐって、気になる情報が追加されたようだ。
※『ワンピース』最新話の内容に触れています
現在、作中ではベガパンクの研究施設がある「未来島エッグヘッド」をめぐる物語が進行中。
そこでルフィは「CP-0」ロブ・ルッチと再会を果たし、ギア5…すなわちニカの姿になった状態で、激しいバトルを繰り広げた。
読者たちの目を奪ったのは、ルフィが放った技の名前だ。
「ゴムゴムの白い(ドーン)鞭(ウィップ)」「ゴムゴムの白い(ドーン)ロケット」など、「ドーン」という単語の付いた技を放っている。そしてそのルビが、「白い」という語と対応させられていたのだ。
「ドーン」が「dawn」のカタカナ表記だとすれば、その意味は「夜明け」となるはず。
単純に考えれば、“空が白む”という表現からの連想にも見えるが、さらにその先に解釈を進めることもできるだろう。
というのも、ルフィは「Dの一族」と言われていることで有名。これをD=dawnと解釈すると、「Dawn(白い)の一族」という設定が浮かび上がってくる。
だとすると、ニカ状態のルフィが全身“白い”姿に変貌することについても、何らかの意味が隠されているのではないだろうか。
さまざまな「ドーン」の存在
また、「ONE PIECE」のマニアックな読者なら、「ドーン」に「dawn」以外の意味があることにも思い当たるだろう。
ルフィの故郷といえば、東の海(イーストブルー)のフーシャ村だが、この村があるのは「ドーン島」という島だ。
さらに、いわゆる「空白の100年」には「ある巨大な王国」が存在したとされており、世界政府から機密情報扱いされている。
この王国はすでに歴史から抹消されており、その名前すら一切言及されていない。
唯一、オハラのクローバー博士が王国の名前を口にしようとしたが、「CP9」のスパンダインに口封じされていた。
しかしその瞬間、“ドォン”という銃声が意味ありげに鳴り響いていることから、「ドーン王国」という名前だったのではないかとも考察されている。
ご存じの通り、「ONE PIECE」の前身
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