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50年前のメフィラス星人は小物!?『シン・ウルトラマン』とは真逆のガッカリな過去

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芸能情報

50年前のメフィラス星人は小物!?『シン・ウルトラマン』とは真逆のガッカリな過去 (C)PIXTA
映画『シン・ウルトラマン』で登場した『メフィラス星人』が今、人気をほしいままにしている。紳士でユーモラスなキャラクターにして、『SNS流行語大賞2022』でノミネート入りを果たすような「メフィラス構文」の使い手…。しかしそんな人気キャラには、ファンにさえ酷評される黒歴史があった──。
卑怯すぎる小物宇宙人
その忌まわしき過去とは、1973年に放送された『ウルトラマンタロウ』(TBS系)の第27話『出た!メフィラス星人だ!』。同エピソードに出演したメフィラス星人は、紳士とはほど遠い姑息な宇宙人として描かれていた。
メフィラス星人は公式から「悪質宇宙人」と称され、非常にIQが高く、賢いとされる。しかしここでは子どもたちを虚弱体質にして地球を滅亡へ導くという、微妙な策略を立てているのだ。しかも自販機に化けたところを子どもたちにバッドで殴られ、正体を現すなど、小物臭さがぬぐえない行動ばかり。
さらに喋り方も品位がなく、ボディの形もどこか不格好。この有様にファンの間でも《2代目は偽物なの?》《典型的な三流悪役キャラ》など、辛らつな意見が飛び交うほどだ。
それもそのはず、実は同作に登場していたメフィラス星人は二代目。1967年の『ウルトラマン』(TBS系)第33話『禁じられた言葉』に登場するのが初代メフィラス星人であり、こちらは紳士で狡猾なキャラクターだった。「シン・ウルトラマン」でオマージュされているのも、もちろん初代メフィラス星人の方だ。
では、なぜ初代から二代目までのたった5年で、“キャラ変”が生じてしまったのだろうか。その背景には、製作陣側の切実な事情があったようだ…。
哀れな視聴率低迷期の被害者
大きな理由とされているのは、「ウルトラマンタロウ」の視聴率低迷。本来、この回では『きのこ怪獣マシュラ』が登場する予定だったが、過去作の怪獣を再登場させる企画の影響で、メフィラス星人へと強引に変更されたと言われている。
それが起因してか、初代との差別のためか、二代目は紳士とは真反対の下劣な性格に。その上、同番組では視聴率挽回のためか敵対宇宙人は奇をてらいがち。もろもろの要因が重なった結果、二代目は不幸にも粗雑な小悪党に成り下がってしまったらしい。
ただ、一見ガッカリではある

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