亀梨和也 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
洗練されたデザインで絶大な人気を博していた新興家電メーカー『バルミューダ』。一時は猫も杓子も「バルミューダ」といった具合に大ブームを巻き起こしていたが、いま日本を震撼させている〝円安〟の影響から深刻な状況に陥っている。
「バルミューダ」は11月8日、公式サイトにて「2022年12月期 連結業績予想の修正に関するお知らせ」を発表。2022年12月期の経常利益を、当初予想していた7.9億円から400万円に引き下げ、99.5%下方修正する意向を示した。
さらに同年通期の純利益に関しても99.6%減少し、5.5億円から200万円に引き下げ。下方修正した理由については円安による売上原価率の上昇を挙げており、広告宣伝費を始めとしたコスト削減でも補えないほど深刻化しているようだ。
低迷には『BALMUDA Phone』の失敗も関係?
「『バルミューダ』といえば、2万5000円の高級トースターが大ヒットしたことでお馴染み。過去には『一撃解明バラエティ ひと目でわかる!!』(日本テレビ系)で、トップアイドル『KAT-TUN』の亀梨和也が同社のトースターと炊飯器を使用していることを明かして話題になりました。ファンからは《バルミューダを愛用しまくる亀梨くん、さすが一流芸能人!》などの声が上がっていましたが、そんな〝一流芸能人〟が愛用するバルミューダも歴史的な円安には敵わなかったようです」(家電ライター)
一方「バルミューダ」のニュースに対し、ネット上では厳しい意見も。どうやら兼ねてより、同社の製品は家電マニアからの評判が悪かったようで、
《バルミューダの製品は高級家電というより「高級っぽい見た目の低スペック家電」なので、そりゃブームが去ると厳しかろうなと思う》
《儲かってる時期になぜ本当の「高級品」になるための投資をしなかったのだろう》
《バルミューダユーザーは一過性のブームに乗っかる情弱が多いし、純粋に「本当の高級品」として買っているのも原因》
《トースターでせっかくブランド力と顧客を掴んでいたのに突然、畑違いのスマホ事業に参入して大コケしたのも原因なのでは。お陰で「バルミューダ=高級でスタイリッシュ」ってイメージが見事に崩れたし》
といった考察の声が飛び交っている。
「同社は昨年、いろいろな意味で話題になったスマートフォン『BALMUDA
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