アニメ『チェンソーマン』は“偶数回”だけ面白い? ハズレ回の共通するポイントとは…
『チェンソーマン』11巻(藤本タツキ/集英社)
原作ファンの間で賛否両論を巻き起こしているアニメ『チェンソーマン』(テレビ東京系)。11月2日に放送された第4話『救出』は“神回”として称賛されているものの、そこで「偶数回だけ神」という説も浮上してしまった。
※アニメ『チェンソーマン』最新話に触れています
主人公のデンジはバディだったはずの“血の悪魔”パワーに裏切られ、コウモリの悪魔と対決することに。なんとか死闘を潜り抜けたものの、次なる脅威として、ヒルの悪魔が襲いかかってくる。
すでに血を使いすぎたため、限界寸前となっていたデンジだが、「パワーの胸を揉む」という目的のために奮闘。パワーが呆然と見つめるなか、ヒルの悪魔に“夢バトル”を仕掛けるのだった──。
『#チェンソーマン』本日24:00より放送第4話「救出」予告映像公開!
〇24:00テレビ東京系6局ネットにて放送開始
〇25:00Prime Videoにて最速配信
▽放送・配信情報https://t.co/cUw3xs3k3D#chainsawman pic.twitter.com/Tp3IzIHBzQ
— チェンソーマン【公式】 (@CHAINSAWMAN_PR) November 1, 2022
デンジとヒルの悪魔による戦闘シーンは、圧巻のクオリティとなっており、今までで一番の山場といった印象。これまで懸念されていたカメラワークも問題なく、迫力満点のアクションシーンに仕上がっていた。
これまで原作ファンたちはアニメ版を辛口で批判していたが、第4話のクオリティが高かったため、手のひら返しする人も現れている。
その一方で、SNSなどでは《偶数話が神回になる法則でもあるんか?》《2話4話と偶数回が良い謎の流れあるな》《偶数話はまじでいいなw》《偶数の回だけ面白い説ある》といった声も…。
謎の法則を見出す視聴者たち
振り返ると、1つ前の偶数回にあたる第2話は、原作の流れを大胆に改変していたものの、なかなか好評。それに比べると、奇数回の第1話や第3話は不評の声が多く、《悪い意味で邦画っぽい》という評判が生まれるきっかけにもなった。
偶数回・奇数回などという分け方は一見ナンセンスに思われるだろうが、必ずしも珍説とは言い難いところがある。各話のクオリティを決める「絵コンテ・演出」の担当者を比べてみる
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