『水星の魔女』に媚びていれば…『ガンエボ』スピード“サ終”でリアル1年戦争化
『水星の魔女』に媚びていれば…『ガンエボ』スピード“サ終”でリアル1年戦争化 (C)PIXTA
『機動戦士ガンダム』シリーズを題材としたFPSゲーム『GUNDAM EVOLUTION』(ガンダムエボリューション)が、わずか1年ほどでサービス終了を迎えることが決まった。
一時期は“ガンダム版オーバーウォッチ”として話題を呼んでいたが、なぜヒットにつながらなかったのだろうか。
マイナー機体へのこだわりで一見さんお断り
同作は「ガンダム」シリーズで活躍した機体をプレイアブルキャラクターとして、5vs5のチーム戦を楽しめるゲーム。昨今流行りのFPSとして制作されたことで大きな注目を集め、覇権タイトルになるという予想も飛び交っていたほどだ。
しかし7月20日に公式サイトで公開されたお知らせによると、「FPSファン」と「ガンダムファン」をつなぐタイトルにすべく挑戦してきたものの、「今後も継続的にお客様にご満足いただけるサービスの提供が困難」と判断。今年11月30日をもってサービス終了することに決まったという。
「GUNDAM EVOLUTION」に関する重要なお知らせがございます。
今後のサービススケジュールとアップデート内容についてお知らせしておりますので公式サイトをご確認ください。https://t.co/Ge5e6otvde#ガンエボ #GUNEVO pic.twitter.com/r5p8DOtLXn
— GUNDAM EVOLUTION (@GUNDAMEVO_JP) July 20, 2023
「正式リリースから1年足らずで終了が決まったということは、よほどユーザー獲得に苦しんでいたんでしょうね。そもそも『ガンダム』ファンは中高年が多いため、若年層向けのFPSゲームとは相性があまりよくなかったと言われています。
ただ、それはサービスが始まる前から分かっていたこと。本当に致命的なのは、ろくに新規層を開拓できなかったことでしょう。魅力的なゲームであれば、FPSゲーマーたちを『ガンダム』の世界に引き込めたはずです」(ゲームライター)
ではなぜ新規ユーザーが増えなかったのかというと、その理由は「マイナーすぎる機体のチョイス」にあるようだ。
“水星バブル”に取り残されて…
「ガンダムエボリューション」に登場する機体のラインナップは、かなり偏りが激
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