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今年8月に公開されて以降、国内映画動員ランキングのトップを走ってきた映画『ONE PIECE FILM RED』が、ついに首位から陥落。やはり『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の記録は超えられなかったようだ。
2022年10月22日~23日付けの『全国映画動員ランキングトップ10』(興行通信社調べ)によると、「FILM RED」は3位にランクイン。
公開から11週連続で1位を獲得していたものの、10月22日に公開された『劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 冥(くら)き夕闇のスケルツォ』が初登場1位に。2位は公開2週目の『カラダ探し』だった。
一方で2020年に記録的な大ヒットを打ち立てた「無限列車編」は、12週連続1位を獲得。「FILM RED」が記録を破るのではないかと期待されていたが、1週だけ及ばなかったようだ。
「ONE PIECE FILM RED」敗れたり…
「残る期待は『FILM RED』が『無限列車編』の興行収入を上回ることとされていますが、さすがに『鬼滅』の400億円に軍配が上がりそうです。『FILM RED』が売り上げを伸ばしている大きな要因は、何種類もの映画特典を用意しているからですが、リピーターを狙いすぎていて新規顧客の獲得は難しい状況。11月からは注目度の高い映画『すずめの戸締まり』や『ブラックパンサー』も公開されるため、さらに客足は遠のいていきそうです」(映画ライター)
惜しくも「無限列車編」の記録を破れなかった「FILM RED」。ネット上では、
《11週も首位だったのか、すげえなONE PIECE!》
《にしても本当にアニメ映画が強すぎるね。この激闘を潜り抜けた鬼滅がどれだけ凄かったかがわかるわ》
《鬼滅は銀魂に阻止され、ONE PIECEはSAOに阻止される。全部アニメ映画が食って食われての戦いをしているのね》
《正直『からだ探し』にも負けているので失速感は否めないな。ここから興収伸ばせるんかね…?》
などの感想が寄せられている。
現時点で「FILM RED」の興行収入は約173.5億円で、動員数は1250万人。国内の歴代映画ランキングで9位にランクインしている。「ONE PIECE」が負けたのではなく、「鬼滅の刃」がスゴすぎるだけなのだろう…。
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