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「ボーっと生きてんじゃねーよ!」の決め台詞でお馴染みの人気バラエティー『チコちゃんに叱られる!』(NHK)の劇場版作品が、10月7日から公開されている。しかし案の定、空席祭りのようで、残念ながら大爆死したようだ。
映画『チコちゃんに叱られる!on STAGE そのとき歴史はチコっと動いた!』は、今年3月に上演された番組オリジナル舞台を映像化したもので、ライブビューイングのような作品となっている。大人たちに素朴な疑問を投げかけていたチコちゃんとキョエちゃんの前に、タイムマシンで現代にやって来たタイムパトロールが現れるといったストーリー。チコちゃんがねじ曲がった歴史を元に戻すべく奮闘するといった、楽しみながら学べる内容だ。
「ついに舞台だけでなく映画化まで果たした『チコちゃんに叱られる!』ですが、10月8日から9日分を集計した『国内映画ランキング』(興行通信社調べ)では、トップ10にもランクインしてしません」(芸能ライター)
ターゲット層が不明な映画版チコちゃん…
絶不調の映画「チコちゃんに叱られる!」。劇場に足を運んだ人からの評判も悪く、ネット上には、
《肝心の雑学パートは解説が薄過ぎて、専門家すら出てこず。ナレーションとチコちゃんが言ってるだけな上に、雑学自体も微妙な物が多かった》
《チコちゃんに叱られるが好きで見にいったんですが、小学生低学年レベルだった》
などの酷評が見受けられる。そもそも劇場へ足を運んでいる人が少ないので、感想も極端に少ない状態だ。
「不評の原因は、学べる番組というコンセプトから逸脱した内容だったためでしょう。また舞台を映画化したということもあってミュージカルのような雰囲気があり、好みが分かれているようです。10月15日土曜日分のチケット予約ページを確認したところ、都内の映画館は13日17時時点で、3席しか埋まっていませんでした。ほかの都内の劇場でも4~6席ほどですね…。新型コロナは怖いけど、映画館で映画が観たい人にピッタリの作品なのではないでしょうか」(同・ライター)
一時期、飛ぶ鳥を落とす勢いで人気だった「チコちゃん」。しかし、情報に誤りがあったり、出演したマナー講師が炎上したりしたこともあり、人気に陰りが見え始めている。ボーっと生きたくない人は、劇場へ足を運んでみてはい
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