『原神』パクリゲーが中国でも問題に…新作RPG『幻塔』パクリ問題が予想以上に深刻
『原神』パクリゲーが中国でも問題に…新作RPG『幻塔』パクリ問題が予想以上に深刻 (C)PIXTA
『原神』からのモーション流用などが指摘されている、中国産新作オープンワールドRPG『Tower of Fantasy(幻塔)』。「原神」自体が既存タイトルのオマージュを指摘されていたため、“パクリのパクリ”とも言われているが、他にもさまざまな疑惑が浮上している。
ディズニー映画からも盗用!?
「幻塔」は『Hotta Studio』が開発した、近未来が舞台のオープンワールドRPG。アニメ調の美麗な3DCGや自由度の高いキャラメイクなどが注目され、日本国内でも着実にユーザーを増やしている。
そんな同作は、さまざまな作品からインスピレーションを受けている模様。たとえばメリルというキャラクターのムービーは、『アナと雪の女王2』のワンシーンと酷似していると言われていた。
またシロというキャラクターのPVは、コマ割りのような演出が『スパイダーマン:スパイダーバース』の模様だと話題に。どちらも大作映画である上、独特な演出なので、“たまたまではない”と考える人が多いようだ。
実際に「幻塔」は、昨年公開したPVが、日本の映像制作チーム『Hurray!』のコンセプトムービーを盗用したとして大問題になっていた。この件については「Hurray!」の代表者がツイッター上で《中国の大手のゲーム会社から盗作にあっていますという連絡を受けています》と言及し、「幻塔」公式がPVの削除・謝罪を行うまでに至っている。
中国ユーザーに見捨てられた『幻塔』
今さらと言えば今さらな「幻塔」の盗用問題が大ごとになっているのは、理由がある。ざっくり言えば、同ゲームは中国でも嫌われてしまったからだ。
そのきっかけと言われているのが、「原神」を作った『miHoYo』によるアクションゲーム『崩壊3rd』からの盗用騒動。「幻塔」のPVに、「崩壊3rd」のゲーム内アイテム『3rd聖遺物』とそっくりな剣が登場しており、中国国内で大バッシングを受けた。
「崩壊3rd」「原神」と中国でも圧倒的な人気を誇る「miHoYo」のゲームを盗用したことは、中国産新作ゲームとしてかなりの痛手だった模様。「原神」ファンを敵に回した結果なのか、中国国内では昨年12月にサービス開始したものの、売上は伸び悩んでいるようだ。具体的には日本国内でし
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