飯尾和樹 (C)まいじつ
お笑い界に波紋を広げている、『TKO』木本武宏の投資トラブルと事務所退所騒動。不祥事だらけの相方・木下隆行の〝ブレーキ役〟と見られていた人物が起こした事件に、ショックを受けた人も多いことだろう。
「木本は芸人仲間や関係者から6億円もの出資金を集めるも、共に投資をしていた人物が〝飛んだ〟ため、投資詐欺の片棒を担ぐ形に。この責任を取って自ら退所を申し出て、7月23日、電撃的に事務所を去りました」(芸能記者)
だがこれについて、お笑い界の先輩からは彼を擁護する声が相次いでいる。
「同日放送の『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)では、明石家さんまと村上ショージが『詐欺をするような子じゃない』『ないない』と木本を擁護。東野幸治や『ダウンタウン』松本人志も、翌日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で『木本はそんな奴じゃない』などとフォローしています」(お笑いウォッチャー)
一方、お笑いファンの間では、こうした評価こそ〝そんな奴じゃない〟との疑念が相次いでいる。その根拠とされているのが、後輩芸人の評判と『ずん』飯尾和樹の持論だ。
「年下からの評判が悪い人とは距離を取ろう」
「7月6日、『ずん』の飯尾和樹が『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に出演し、芸歴32年の教訓として『年下からの評判が悪い人とは距離を取ろう』と語りました。飯尾は『年下にはいきやすいし、剥き出しにする』『だんだん年下に図々しくなって』など、先輩にはゴマをすり、後輩には大きく出る芸人が多数いることを指摘。しかし、こうした芸人は『出会って10年以内に変な去り方をします』として、逆に『上に嫌われて下に好かれてる方が信用できる』『上からの評判だけは信用しない方がいいですね!』と力説。『オードリー』若林正恭も『めっちゃ分かります』と共感していました」(お笑い評論家)
そう、木本はこの「距離を取ろう」という条件にがっちり当てはまっていたのだ。
「木本は礼儀にうるさいことや、後輩からイジられることを許さない〝プライドの塊〟であることから、後輩に敬遠されがちな芸人でした。しかし、先輩からは投資トラブルを擁護されており、飯尾の言う『距離を取るべき芸人』そのもの。飯尾が木本個人を指していたとは考えにくいですが、飯尾や若林が感じる〝ヤバいヤツ〟だったというわけです」(同・評論家)
これにお笑いフ
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