ikura 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
半世紀にわたって第一線で活躍しているシンガーソングライターの山下達郎。7月3日に公開されたネット記事が発端となり、またもネット民を騒がせているようだ。
ネット上で注目を集めたのは、『スポーツ報知』に掲載された山下のインタビュー記事。6月22日に発売された11年ぶりとなる14枚目のアルバム『SOFTLY』にまつわるエピソードや、コロナ禍での音楽との向き合い方、謎のベールに包まれている私生活などを明かしている。
プライベートがあまり公開されていない山下のインタビュー記事に、ネット民も興味津々だったよう。中でも関心を集めたのは、記者が質問した〝最近のヒット曲の印象〟についてだった。
山下はヒット曲について「若い頃からあまり興味がないです」と前置きして、「日本の音楽は、あまり聴きません。字数が多すぎて、ついていけない。俳句とかね、言葉と言葉の間にあるモノが重要だと思っています」などの持論を展開していた。
山下達郎は『YOASOBI』アンチ?
山下は音楽論を語っただけに思えるが、想像力たくましい人たちは、
《これ暗にヒゲダンとかYOASOBIディスってるだろ》
《YOASOBIや米津の音楽は苦手だろうな》
《「字数が多い」ってYOASOBIなんかはまさにそれだな》
《YOASOBIの歌とかも、あれもう歌詞じゃなくて作文だよね》
《字数多すぎってYOASOBIのことかなぁ他はそうでもないし、今J-POP良いと思うので聴かないのは食わず嫌いで損だと思う》
《小林旭が「北国の旅の空」って歌い終わる間に、YOASOBIは「沈むように溶けてゆくように二人だけの空が広がる夜に」を全部言う。言葉が多すぎると情緒がないね》
といった声が飛び交っていた。
「批判しているアーティストの具体例に『YOASOBI』が出てきたのは、〝字数が多すぎる〟という一言に引っかかるユーザーが多かったからのようです。確かに『YOASOBI』の楽曲は早口でまくし立てるようなアップテンポのものが多いため、山下のいう〝言葉と言葉の間にあるモノ〟は掴みきれないかもしれませんね。また『YOASOBI』は、実在する小説を題材にして音楽活動をしています。山下がインタビューで『僕なんか、言いたいことの3分の1くらいで曲が終わっちゃう』とコメントしていたことを考えると、『YOASOBI
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