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ラッパーの呂布カルマが4月18日放送の『変わる報道番組#アベプラ』(ABEMA)に出演。ロシアの侵攻を受けているウクライナについて、「とっとと降伏しろよ」と発言し、物議を醸している。
この日、番組ではウクライナは戦うべきか、降伏するべきかを討論。
司会者から意見を求められた呂布は「僕はもう全然、とっとと降伏しろよ派なんですけど。もう早い段階から」とコメントした。
これに対し、政治学者の岩田温氏は、「戦争に負けたあるいは降伏した後に、虐殺されたあるいは婦女暴行されたという事件が起こっている。戦わないで降伏してしまえばウクライナの人たちは幸せになれるんだという議論は、歴史をあまりにも軽視している」と反論した。
呂布は「熱くなっているからとりあえず両方やめて。ロシアが先に攻めたから悪いのは明白なんですけど、だからといって応戦したって勝てっこないんだし、とりあえずやめて、ロシアも落ち着けと」と持論を展開した。
呂布カルマの降伏論に批判殺到!
呂布の短絡的な発言に対し、ネット上では
《喧嘩と一緒なんて発言してて残念。そしてその態度を改めようともしない。これ見て悲しむファンが多いことも自覚しなよ》
《たぶんロシアの侵略戦争のニュースやウクライナ側の動画など何も見てないんじゃないかね? 本当にひどい発言だわ》
《いやそんなんなら生きてたって仕方ないじゃんって話。死ぬより酷い未来が目に見えてるから必死に戦ってるんでしょ。んで戦争っていうか侵略でしょ。そろそろ前時代的な考え方は改めるべきかと》
《炎上目的じゃなくてガチで発言してるなら、かなり恐ろしいな。言葉と思考がミニマム級の哀れなラッパーとしか思えない》
《殺し合いをケンカに例える時点で想像力の欠如だよなぁ。恥ずかしい。よく討論番組に出ようと思ったな》
と、厳しい声が上がっている。
呂布は20日になって自身のツイッターを更新。《早く戦争終われよって言っただけでどうせ無関係な日本の自称評論家みたいな奴らが名指しで攻撃してくるんだもんな。すげー神経してるよ》《だったら今のうちから自衛隊入って有事の時には自ら戦える様に備えといた方がいいんじゃねーの? 口では勇敢な事言ってる奴いっぱいいるけど、想像力が足りて無いのはどっちかね》などとツイートし、自身に向けられた批判に対し異議を唱えている。
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