元『週間文春』記者の赤石晋一郎氏と甚野博則氏が4月16日、自身のYouTubeチャンネル『元文春記者チャンネル』を更新。7月の都知事選を前に再熱している小池百合子都知事の学歴詐称疑惑について検証した。
YouTube チャンネル「元文春記者チャンネル (スクープ考察系YouTube)」より
長年取り沙汰されてきた小池都知事の学歴詐称疑惑について、「都民ファーストの会」の政務調査会事務総長だった小島敏郎氏が、今月発売の『文芸春秋』で「小池氏の学歴詐称に加担した」と告白。2020年に小池都知事から学歴詐称疑惑への対応について相談を受けたものの、小島氏は何も対応しなかったが、知人のジャーナリストが小池都知事から依頼を受けて声明文の原案を作成したと説明した。
甚野氏は、小池都知事が“カイロ大”、“首席で卒業”、“日本人女性初”で、自身をブランディングし「これによりキャスターになり、議員になり上り詰めていった」と語った。赤石氏も、小池都知事がアシスタントをしていた故・竹村健一氏が高学歴であったことから、「カイロ大学首席は、彼女にとっては死守したい部分(だったのでは)」と推測した。
さらに甚野氏は、4月12日に行われた定例会見における小池都知事の質疑応答についても言及。記者からの『文芸春秋』の内容に関する質問に対して「それについて“してません”とは言わない。言質を取られないようにしているのが見ていて感じた」と、違和感を露わにした。
また小池都知事の今後について「前回の選挙は時効かなにかで問われない。今回プロフィールにカイロ大を入れるかどうか注目。もし都知事選に出るとしたら」と赤石氏。甚野氏は「厳密に言えばそうなのかもしれないけど、これまでの選挙でカイロ大出てというのがもし違ったら、嘘ついて入ってきたら、倫理的に政治をやるような人がそんなことをしていかがなものか」と持論を展開。「だから彼女(小池都知事)は絶対引かないでしょう」とも付け加えた。
赤石氏は「焦点としては、(小池都知事が)カイロ大学は違うと言わないとこの問題は解決しない可能性が高い」と主張。「(小池都知事は)権力を持たせていい人なのかどうか、また、都知事選に出るか国政に転じるかが注目になっていく」と続けた。
動画へのコメントには「学歴詐称より、彼女に投票する人間がたくさんいるのがやばい」「ジャニーズ問題と一緒。マスコミ
コメント