『チェンソーマン』“生活保護”殺害で大荒れ! 藤本タツキの倫理観は幼稚なのか
『チェンソーマン』11巻(藤本タツキ/集英社)
最新話が更新されるたびに、さまざまな考察が飛び交う藤本タツキの『チェンソーマン』。9月26日に『ジャンプ+』で更新された第105話『灼熱』では、“生活保護”受給者の扱いをめぐって、意外な論争に発展してしまった。
※『チェンソーマン』最新話に触れています
「戦争の悪魔」ヨルが取り憑く三鷹アサに対して、自分がチェンソーマンであることを自白したデンジ。だが、デンジの振る舞いがあまりにダサすぎたたため、アサは信じようとしなかった。結局、アサとヨルのチェンソーマン探しは振り出しに戻ってしまう。
躍起になるヨルをたしなめ、アサは「コウモリの悪魔」に襲われて怪我を負った友人・ユウコのお見舞いに。仲睦まじく過ごす2人のもとに、思わぬところから「正義の悪魔」の影が忍び寄る──。
「#チェンソーマン 第二部」ジャンプ+にて本日は最新第105話が配信されました!
▼「チェンソーマン」第105話はこちらからhttps://t.co/EaiHJpPPVI
— チェンソーマン【公式】 (@CHAINSAWMAN_PR) September 27, 2022
そこで物議を醸しているのが、「正義の悪魔」と契約を交わした人物の行動。生活保護を受け取りながらパチンコに通っていたという隣人を、正義感に基づいて殺害したようなのだ。
“不正受給”を仄めかすような一文もあるものの、「パチンコに通う生活保護受給者」をめぐる議論は、インターネット上では古くからお馴染みのテーマ。法的には何ら問題ないが、一部ネットユーザーが激しく批判したがる対象だ。
作者の倫理観に賛否両論
そんなテーマを「正義の悪魔」と関連させて持ち込んだことで、作者に対する不信感をあらわにする人も。ネット上では、《藤本タツキは幼稚すぎるだろ。なんだよ生活保護でパチンコしてる奴殺すとか》《そんなネットの陰キャ中学生みたいな正義でいいの?》《ネットでよく見る「生活保護貰ってるのに遊んでる」ってやつで普通にしんどくなった》《タツキはインターネットをやめてくれ!》と非難する声が広がっている。
しかしその一方で、「パチンコに通う生活保護受給者」をめぐるエピソードを社会風刺として解釈する読者もいるようだ。あくまで“正義の暴走”という描写だとして、《インターネットの正義を皮肉っているとしか思
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