大相撲の代64第横綱を務めた米国ハワイ出身の曙太郎さんが4月11日、心不全により54歳の若さで亡くなり、著名人から追悼のコメントが寄せられている。
Wikipedia 曙太郎より
曙さんは1988年、“若貴兄弟”と同期で入門。「花の六三(ロクサン)組」として角界の新世代をけん引。2mを超す長身と200kgを超える体格を生かした相撲で、1993年には外国人力士初の横綱に昇進し、11回の幕内優勝を成し遂げた。
引退後は総合格闘家やタレントとして活躍していたが、2017年の試合後に体調不良を訴え入院。2018年には37分間の心停止に陥った。一命を取り留めたものの重度の障害が残り、晩年は闘病生活を送っていた。
曙さんの訃報を耳にした著名人から、別れを惜しむ声がSNSに投稿されている。
お笑い芸人でありながら、プロレス『ハッスル』で曙さんと対戦経験があるレイザーラモンRGは、Xに「張り手で吹っ飛ばされたり場外にぶん投げられたりエルボーであばらが折れたこともありましたが『曙さんは僕を信頼して思いっきりエルボーを落としてくれたんだ!』と逆に嬉しかったです」と、自身が曙さんに踏みつけられる試合写真を添えて投稿。「曙さんとの試合は僕の宝物です。安らかに」と別れを惜しんだ。
曙さんとはハッスルで何度も闘わせていただきました。張り手で吹っ飛ばされたり場外にぶん投げられたりエルボーであばらが折れたこともありましたが「曙さんは僕を信頼して思いっきりエルボーを落としてくれたんだ!」と逆に嬉しかったです。曙さんとの試合は僕の宝物です。安らかに。 pic.twitter.com/lQYJ2AHRrd
— レイザーラモンRG (@rgizubuchi) April 11, 2024
格闘家の桜庭和志は、Xで「控室で僕が敬語で話すと『歳一緒なんだから敬語使わないでよ』って言ってくれました」と、新日本プロレスでタッグを組んだ曙さんとのエピソードを回顧し、「とても残念です。ゆっくり休んでください」と悼んだ。
曙選手と新日本プロレスでタッグを組んだことを思い出しました。
控室で僕が敬語で話すと「歳一緒なんだから敬語使わないでよ」って言ってくれました。
とても残念です。
ゆっくり休んでください。
ご冥福をお祈りします。
桜庭和志 pic.twitter.com/9wUHSRetSf
— SAKU39
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