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実写版『ゴールデンカムイ』従順ファンは大絶賛も…“いつもの残念実写化”で終わった理由

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芸能情報

実写版『ゴールデンカムイ』従順ファンは大絶賛も…“いつもの残念実写化”で終わった理由 (C)PIXTA
1月19日より実写映画『ゴールデンカムイ』の上映が始まった。公開3日で興行収入が約5億3,400万円に達するスタートダッシュを切っており、ファンからの評判は上々のようにも見えるものの、映画ライターのあいだでは厳しい評価も上がっている。


原作の名シーンが小ぎれいな「ピクニック」に
映画は、野田サトルが『週刊ヤングジャンプ』で連載していた大ヒット漫画「ゴールデンカムイ」が原作。謎に満ちたアイヌの埋蔵金をめぐって、元軍人の杉元佐一やアイヌの少女・アシリパ、第七師団の鶴見中尉や元新撰組の土方歳三などが争奪戦を繰り広げていく。
今回の実写化では杉元とアシリパが脱獄王の白石由竹を仲間として、第七師団とひと悶着を繰り広げるところまでが描かれており、ほとんど“原作改変”がないシナリオとなっている。また、「ゴールデンカムイ」の見どころであるアクションシーンやギャグシーンの再現にも力が入っていた。
基本的にマンガの実写化は酷評されることが多いが、原作ファンからは絶賛の声が飛び出しており、ネット上では《映画館でもう1回見たいぐらい最高だった》《大満足でした…全人類みてほしい…》などと言われている。
||◤『#ゴールデンカムイ』◢|| 週末観客動員ランキング    𝙉𝙤.𝟭 獲得ッ!!🎊
◢◤観客動員数35万人◢◤興行収入5.3億円    を突破しました✨
SNSで絶賛の嵐‼驚異の満足度96%(東宝調べ)‼
皆様、応援ありがとうございます!引き続き #ゴールデンカムイ を… pic.twitter.com/wKF8NltNKN
— 『ゴールデンカムイ』公式 (@kamuy_movie) January 22, 2024
「ファンたちは絶賛ムードなので言いにくいのですが、シナリオやアクションシーンのクオリティは高いものの、映画として見るといろいろとお粗末な部分があることを指摘せざるを得ません。
よくもわるくも“ファンに叩かれないように上手く作ろう”という考えが徹底しすぎていて、原作にあった情熱や勢いが失われているように見えるからです。『ゴールデンカムイ』に登場する男たちはいずれも怖いくらいの狂気を秘めており、それが内面から迸るド迫力の瞬間が見どころとなっていま

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