『ONE PIECE』1101話で第1話をセルフオマージュ! ジュエリー・ボニーの“一味入り”に期待の…
『ONE PIECE』107巻(尾田栄一郎/集英社)
『ONE PIECE』読者のあいだでは、どのキャラクターが「麦わらの一味」の最後の仲間になるのか、長らく議論が続いている。ヤマトやビビなどが有力候補とされてきたが、12月11日発売の『週刊少年ジャンプ』2号に掲載された最新話にて、「最悪の世代」の1人、ジュエリー・ボニーの存在感が一気に強くなった。
※『ワンピース』最新話の内容に触れています
難病「青鱗病」にかかった娘のボニーを救うため、世界政府と取引し、バーソロミュー・くまは人間兵器となることを受け入れた。第1101話『ボニーへ』では、故郷のソルベ王国でくまの帰りを待つ、幼いボニーの姿が描かれた。
ボニーはCP8のエージェント・アルファの監視下に置かれており、くまから届いた手紙などもすべて握りつぶされる孤独な環境に置かれていた。そこで「青鱗病」の完治と共に、コニー王太后の協力を受け、父に会うための旅に出ることを決意。荒くれ漁師・ギョギョたちと、大海原に出航するのだった──。
今回とくに読者の注目を集めたのが、船出の際に描かれたボニーとアルファの対決シーンだ。
サイファーポールのエージェント特有の体術「六式」の使い手であるアルファに、ボニーは「ゆがんだ未来」(ディストーションフューチャー)という技で対抗。父・くまから聞いた言い伝えをもとに、“ニカみたいな未来”の姿に変身し、巨大な腕で殴り飛ばしてみせた。
ボニーは年齢を自在に操る「トシトシの実」の能力者とされており、この情報は単行本107巻のSBSコーナーで作者・尾田栄一郎から語られている。しかし「ゆがんだ未来」を見るかぎり、たんに年齢を上げるだけでなく、“ありえる未来の可能性”を現実のものにできるのかもしれない。
ルフィとボニーは対になる存在だった?
ただ、それにしても“ニカ化”はただならぬ現象なので、実は「トシトシの実」には真の正体が隠されているのではないか…と推測する読者も多い。「ゴムゴムの実」の本当の名前が「ヒトヒトの実」幻獣種モデル“ニカ”だったように、「トシトシの実」も別の能力と混同されているという考察だ。
たった9歳の少女がサイファーポールのエージェントを一撃で一蹴できたあたりも、この能力の異常さを物語っているように思われる。
また第1101話の構成が意味深だったことも、ボニーを特別な存
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