画/彩賀ゆう (C)まいじつ
忖度なく全てに噛みつく印象の〝ひろゆき〟こと実業家の西村博之氏だが、実際は身内やビジネスパートナーには大甘なようだ。
一連のジャニーズ問題をめぐり、YouTubeやXで厳しい事務所批判を展開しているひろゆき氏。しかし、こうした発言は不可解さも一部で指摘されている。
「ひろゆきといえば、おかしなことはおかしいと叫ぶスタイル。社会的な事件においても、矛盾があれば被害者側にも容赦なく切り込みます。しかし、ジャニーズ問題においては真実性の乏しい証言まで取り上げたり、ジャニー喜多川氏の側近だった滝沢秀明氏の説明責任には触れないなど、一方的なコメントが目立つと疑問視されていました」(WEBジャーナリスト)
そして11月27日、この疑問に関するヒントが明るみとなる。
この日、滝沢氏は自身のXを更新し、自身が運営する事務所・TOBEアーティストの知名度向上のため、ファンの切り抜き動画を容認することを発表した。
ファンはフォームによる申請を通じ、認可されれば事務所公認チャンネルとして切り抜き動画のアップが可能となる。申請はGoogleフォームを通じて行われるのだが、ここで気になるのが申請フォームの管理会社だ。
ひろゆきの歯に衣着せぬ発言はどこへ…
管理会社について、注釈には《この申請フォームは有限会社未来検索ブラジル/ガジェット通信クリエイターネットワークが管理しております》と記されている。
未来検索ブラジルとは、当時2ちゃんねる管理人のひろゆき氏が2003年に設立したIT会社。ひろゆき氏は現在も、同社の取締役を務めている。そう、ひろゆきと滝沢氏は、仕事上の取引関係にあるビジネスパートナーだったのだ。
両者がいつ頃から接触していたかは定かではないが、ひろゆき氏が滝沢氏やTOBEを批判してこなかった理由が、ここに垣間見える。
「ひろゆきは2021年6月、宮迫博之のYouTubeにゲスト出演し、自身の切り抜き動画でも収益が入ってくることを告白。『コンテンツIDというYouTubeのツールを使い、僕の動画をちょっとでも混ぜた動画を載せている人の収益を全部奪い取るって仕組みがあるんですよ』と明かし、無許可なら収益の全てを、公認を出したチャンネルとは収益を折半していると明かしています。
未来検索ブラジル社は公式サイトにも記しているように、YouTubeとGoo
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