『ONE PIECE』怒涛の伏線回収！ バーソロミュー・くまがすべての謎を紐解くカギに？ ニカとバッカ…
芸能情報『ONE PIECE』107巻（尾田栄一郎/集英社）
『ONE PIECE』において、何かとルフィたちと関わることが多かったバーソロミュー・くまだが、その正体は謎に包まれていた。11月27日発売の『週刊少年ジャンプ』52号に掲載された第1099話『平和主義者』で、くまをめぐる伏線が回収され、読者が驚きの声を上げている。
※『ワンピース』最新話の内容に触れています
現在描かれているのは、くまの壮絶な過去を明らかにするエピソード。ソルベ王国で悪政を敷いていたベコリ王を追い出したくまは、民衆の後押しを受けて、新たな国王に就任する。
しかしその後、海軍を味方につけて復讐に出たベコリ王を再度撃退したことで、犯罪者として国を追われることになり、海賊として悪名を轟かせていく。
その一方でくまは、「青玉鱗」という正体不明の病に蝕まれた娘・ボニーの治療法を見つけるために世界中を奔走。旅の途中、かつて革命軍で同志だったドラゴンと再会を果たし、世界一の科学者・Dr.ベガパンクを紹介してもらうのだった。
今回、くまをめぐるさまざまな事実が判明。たとえば海軍が所有する人間兵器「パシフィスタ」は、くまをモデルとして製造されたものだが、その名前はくまが自身を「パシフィスタ（平和主義者）」と自称したことが由来だ。
さらにくまといえば、シャボンディ諸島編で「麦わらの一味」を世界各地の島に飛ばしたことがあったが、この描写も今回のエピソードに関わっている。
ボニーの治療法を探す旅路のなかで、シッケアール王国跡地や天候を科学する国「ウェザリア」、橋の上の国「テキーラウルフ」などを訪問。これらの地は「麦わらの一味」が飛ばされた島であり、くまがかつて訪れた場所を能力の対象に選んでいたことが明らかとなった。
「巨大な麦わら帽子」の謎も解明か
また最新話で気になるのが、五老星の一人、ジェイガルシア・サターン聖がくまを異様なほどに意識していたことだ。彼はゴッドバレー島の事件が起きた際、くまが「バッカニア族」の生き残りであることを認識していた。
くまが国外に追放されるきっかけとなったベコリ王との抗争についても、サターン聖が裏で操っていたような描写が。そしてベガパンクとくまが接触し、クローン兵の開発に至ったことを知ると、何やら暗躍しそうな動きを見せている。
「パシフィスタ」は“平和主義者”とほど遠い運用方
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