菅田将暉 (C)まいじつ
現在放送中のアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(フジテレビ系)が大コケしている。特に、主題歌が気に食わないとの声が多い。
和月伸宏氏による同名原作は1994年に週刊少年ジャンプで連載が開始され、コミックスはシリーズ累計7200万部を記録。1996年に初のTVアニメ化、実写映画はシリーズ累計興行収入193億円と、漫画界を代表するビッグタイトルの一つだ。
そして今年7月より、満を持して再アニメ化されたが、評判は散々。期待を大きく下回っている。
「旧アニメから声優を一新して、キャラクターデザインも現代風にしたのですが、これが大不評。ポップすぎる色合いや萌え絵のようなキャラデザのせいで、旧作がまとっていた大人の雰囲気が消え、ファンが離れてしまいました。10月より第2クールが放送されていますが、全くもって話題になっていません」(エンタメ記者)
そしてこの第2クールの主題歌が、人気の低下に拍車をかけたと言われている。菅田将暉×東京スカパラダイスオーケストラによる書き下ろしソング『るろうの形代』は、放送前に大きな話題となっていたが…。
「こんなに作品絡めなくてもいいよ…」
「まずオープニングムービーが全然動かないという手抜き。どれだけバズるかが大事な現代で、ここまで動かないムービーは致命的です。
そして最も批判されているのが歌詞の稚拙さ。書き下ろしとあって、るろうに剣心っぽい内容になっているのですが、作中に出てくる単語をつなぎ合わせただけのような有様。1話だけ読んで歌詞を書いたかと思うようなレベルです。適当な仕事ぶりがファンの怒りに火をつけ、さらに人気低下となっているようですね」(同・記者)
ネット上では《歌詞ダサくね…?》《OPがダサすぎてびびった…こんなに作品に絡めなくていいよ》《歌詞がなんの捻りもない作品に沿った文言を並べた感じがダサい、特にサビの命令形のところが最高にダサくてコロコロコミックかと思った》と酷評されている。
皮肉にも『るろうに剣心』といえば、旧アニメの主題歌は内容と関係ないタイアップだらけだったのだが、『そばかす』『1/2』『1/3の純情な感情』などヒットを連発。今も愛されるアニメソングとして歌い継がれている。
最近の主題歌はアニメのために書き下ろすことが当たり前となっているが、必ずしもそれが成功するとは限らないようだ
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