米津玄師 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
2018年の『第69回NHK紅白歌合戦』に出演して以来、紅白不出場を貫いている米津玄師が態度を軟化させ、久しぶりに出演を果たすのではないかとウワサされている。
「米津の出演をめぐっては、NHKが毎年熱心にオファーをかけているが、断られていると言います。今のところ最初で最後の出演になった2018年は、故郷・徳島県内の大塚国際美術館からの中継という特別対応でした。NHKは、この時と同じように『スタジオに来なくてもいいから…!』と声をかけていますが、米津は首を縦に振ってくれない」(芸能記者)
その理由の一つとして、出演時の苦い思い出があるという。
「当時、米津はほとんどテレビメディア初登場という状態でした。そのため、米津を神聖化する傾向が強く、MCの内村光良は米津が普通に喋っただけで、『米津くんが喋った!』と茶化してしまった。
米津はこの扱いについてのちに、雑誌のインタビューで『いや、喋るだろうがっていう笑。珍獣のような扱いを受けてるのが本当に嫌なんですよ』と不快感を露わにしていた。
そのほか、司会の広瀬すずに送った薔薇の花束が、広瀬によって世間に晒されて赤っ恥をかくなど、とにかく米津にとって、紅白は苦い思い出だらけ。それゆえに、紅白を避けていると言われています」(同・記者)
ジブリをエサにして米津玄師をおびき寄せる
しかしではなぜ、今回は出演する可能性が浮上しているのか。
「まずMC・内村の不在。内村は2017年から4年連続で紅白の司会を務めていたが、今年は有吉弘行。21年、22年も内村不在でしたが、内村がいなくなった途端に出演すると、あの騒動を気にしていると思われるので、少し間を開けたのでしょう。
また今年は、宮崎駿監督の10年ぶりとなる長編映画『君たちはどう生きるか』の主題歌を担当したという話題性もある。NHKとしては、ジブリと米津のコラボで話題を集めたい。
米津一人にオファーしたら断られてしまう可能性もあったが、先にジブリと交渉を進めて、次に米津にオファーするという戦法。『もうジブリは了承してくれているけど?』と米津に圧をかければ、ジブリファンの米津はオファーを断りづらくなる」(同)
ゲスト審査員が、ジブリの名物プロデューサー・鈴木敏夫氏になる可能性も高そうだ。
Source: まいじつ2
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