イーロン・マスク (C)Kathy Hutchins / Shutterstock
SNSサービスの「X(旧ツイッター)」が9月12日頃、またもや急な仕様変更をして、「大改悪だ!」とユーザーを怒らせている。
今回の変更点は、Webブラウザ版でXをする際、「引用ポスト(引用リツイート)」などが一発で見られなくなったこと。
これまでは、投稿下部にリポスト数、引用ポスト数、いいね数、ブックマーク数が表示されており、「○○件の引用」という表示をタップすると引用ポスト内容を閲覧できたが、Webブラウザ版Xではこの表示が消滅。
引用ポストを見るには、投稿上部にあるメニューアイコン「…」から「ポストのエンゲージメントを表示」を選ぶ必要がある。「いいね」をクリックしたユーザーを見るのにも、同様の手順が必要だ。
現在、これらの仕様変更はWebブラウザ版のみで、iOSアプリ版・Androidアプリ版はこれまで同様、投稿下部から閲覧できる。
「この仕様変更には、『使いづらい』『めんどくさい』などと困惑するユーザーが多数続出。ツイッターという名称がXに変わり、ツイートをポストと改めるなど、呼び名の変更はまだネタとして受け入れることができたものの、機能面での改悪は話が違います。
特に、現在のXでは『おすすめ』としてフォローしていないアカウントのエンゲージメントが高いツイートを流れてくる。これに乗るにはいいね数だけでなく引用ポスト数も重要。運営は、自らの利益となるユーザーたちのニーズをわかっていないんです」(芸能ライター)
世紀末の荒れ具合となったX
また、今までは著名人しか授かることができなくなった〝認証バッジ〟が、誰でもお金さえ払えば購入可能に。
現在のXでは、認証バッジをつけたインプレッション稼ぎの一般ユーザーが大量発生して、タイムラインが混とんとしています。
「ビジネスアカウントとしても、多数の企業が使用しているX。仕様やルール変更の波があまりに激しいうえに、何か問題が起きて公式Xに直接問い合わせても、返事まで時間がかかるケースが多いため、各社のSNS担当を困らせています。
そこで最近ではX運用のアドバイザーなる新サービスも登場。インフルエンサーの相談窓口を開設するなどしていますが、もはやイーロン・マスクという子どもの思い付きに、大人たちが振り回される構図に…。すべてが茶番のように思
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